感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
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年齢と体重と体のサイズを指定したブルネット娘という、現代ではありえない無茶苦茶な募集広告が新聞に載ります。応募した中で、幸運な一人が選ばれて付き添いの女性と共に奇妙な仕事を始めます。いったいこれは何なのか。誰かの身代わりなのか。しかもその雇い主が殺されてさあ大変。嘘ばかりついているお節介な付き添いおばさんに辟易しながら、メイスンはこのもつれた糸をどうやってほぐすのか。相変わらずメイスンものは綱渡りですなぁ。(笑)2019/06/16
蝉の一生
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ストリートの角々に立つブルネットの美女たち。メイスン先生ならずとも興味が引かれます。おせっかいのため、またもやメイスン先生は難しい事件に引き込まれてしまいます。この本は表題がおしゃれで、原題よりも相当いいですね。また、出版が1946年なのに電話やタイプライターといったものを別にすれば、全く現代でも通じそうな話です。終戦翌年の太平洋の東と西の都市で、途轍もない差があるように思います。なぜ、このような国と戦争をしたのか?こちらは未解決の謎でしょうか。2022/02/25