出版社内容情報
製靴業で成功したポッツ家で決闘騒ぎが起き、巻き込まれたエラリイは一計を案じるが……奇妙な童謡殺人を描くクイーン中期の傑作
内容説明
製靴業で成功したポッツ家の当主コーネリアには子供が6人いる。先夫の子3人は変人ぞろい、現夫の子3人はまともだがコーネリアによって虐げられていた。ある日名誉毀損されたと長男が異父弟に決闘を申し込んだ。介添人を頼まれたエラリイは悲劇を回避するため一計を案じる。だがそれは、狂気と正気が交錯する恐るべき連続童謡殺人の端緒に過ぎなかった。本格ミステリの巨匠、中期の代表作が新訳で登場。
著者等紹介
クイーン,エラリイ[クイーン,エラリイ] [Queen,Ellery]
クリスティー、カー、クロフツらと並んで本格ミステリの黄金時代を代表する作家。エラリイ・クイーンはペンネームで、その正体はともに1905年生まれの従兄弟同士、フレデリック・ダネイとマンフレッド・リー。1929年に『ローマ帽子の秘密』でデビューし、ベストセラー作家となった。代表作に『エジプト十字架の秘密』『Yの悲劇』(どちらも1932年)などがある。また(エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン)(EQMM)を刊行し、ラジオドラマなどにもいち早く進出するなど多方面にわたって活躍した
越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年生、東京大学文学部国文科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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