出版社内容情報
【目次】
内容説明
自由を支える「狭い回廊」への道は一様ではなく、そこに留まるのも容易ではない。世界最大の民主主義国と言われながら、カースト制度に縛られたインド、アメリカのアンバランスな発展の功罪、幅広い連合の形成によって「狭い回廊」内への移行に成功した日本や南ア、失敗したトルコやジンバブエ。20年にわたる共同研究の集大成として、制度が自由を左右するメカニズムを徹底的に解き明かした渾身の書。
目次
第九章 悪魔は細部に宿る
第一〇章 ファーガソンはどうなってしまったのか?
第一一章 張り子のリヴァイアサン
第一二章 ワッハーブの子どもたち
第一三章 制御不能な赤の女王
第一四章 回廊のなかへ
第一五章 リヴァイアサンとともに生きる
著者等紹介
アセモグル,ダロン[アセモグル,ダロン] [Acemoglu,Daron]
1967年生まれ、トルコ出身。経済学者。専門は政治経済学、経済発展、経済理論など多岐にわたる。2024年に「社会制度が国家の繁栄に与える影響の研究」でサイモン・ジョンソン、ジェイムズ・A・ロビンソンと共同でノーベル経済学賞を受賞
ロビンソン,ジェイムズ・A.[ロビンソン,ジェイムズA.] [Robinson,James A.]
1960年生まれ、イギリス出身。シカゴ大学ハリス・スクール・オブ・パブリック・ポリシー教授。専門は政治経済学と比較政治学、経済発展と政治発展。ラテンアメリカとアフリカの研究者で、ボツワナ、モーリシャス、シエラレオネで研究を行う。2024年に「社会制度が国家の繁栄に与える影響の研究」でダロン・アセモグル、サイモン・ジョンソンと共同でノーベル経済学賞を受賞
櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。京都大学経済学部卒、オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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