出版社内容情報
ピクサーやマーベルの買収を成功させ、ディズニーの新時代をひらいたアイガー。自身の半生から買収劇の舞台裏までを語り尽くす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
d3
38
ディズニーCEOを務めたロバート・アイガー。彼は巨大企業にありがちなMBA取得のプロ経営者ではない。ABCのスタジオ雑用係として採用され、2度の買収される側を経験しながら、ディズニーのトップへ上り詰めた。 彼の言葉から学べることは10どころではない。特に共通のテーマとして感じられるのは他者への敬意だろう。 彼は自分の地位について。信じられない思いとともに落ち着くところへたどり着いた意識もある、という。決してすべて兼ね備えていたわけではなく、環境が人を作っていく様を知ることができる。2023/08/10
Shihomin
5
ディズニーCEOのロバート・アイガーの半自伝的ビジネス本。 プロローグの後に書かれている大切にしている10のことは、斬新な事は一つもないが常に行うのは難しい事たち。 スティーブ・ジョブズとの出会い、その懐に入り親友になっていく様は心に残る。 その他、交渉ごとにおいて敬意を持って相手と接する、少しの敬意が大きな見返りを生み、敬意がなければ大変な損をすることがある。とか、権力の座に長く座っていると自分が何か言うまでにほかの人たちが意見を抑えることに慣れてしまう、2023/08/13
ちゃあぼう
4
伝説のディズニーCEOが記した会社のためにCEOとして、どの様な心掛けと行動をすれば良いのかを記した作品かと思い読んでみたのだが、内容はアイガー氏の伝記といったところだろうか。様々な困難を乗り越えた様相が描かれていて、よくぞ多くの困難を乗り越えたものだと感心した。なかでもピクサーの買収のためのスティーブ・ジョブズとのやり取りと、その後の交流の場面は印象に残った。巻末のリーダーの原則は大変勉強になりました。2023/06/17
☆ツイテル☆
2
フライヤー2023/04/16
K
1
正直あまり自分の参考にはならないかな〜という気持ち。昇進の過程や買収の過程についてはもっと深掘ってほしかった。2024/11/16