ハヤカワ文庫NF<br> スケール―万物を支配する「大きさ」の法則〈下〉

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ハヤカワ文庫NF
スケール―万物を支配する「大きさ」の法則〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505974
  • NDC分類 401
  • Cコード C0140

内容説明

生物の代謝率は体重の4分の3乗に比例する―この法則を基にした「スケーリング則」を適用すれば、都市のサイズが倍になっても、水道やガスなどの必要なインフラが等倍でなく15%節約できることがわかる。ネットワーク構造を持つすべての事象は大きさと共に一定のルールで変化するからだ。来たるべき「都市新世」とは?都市が支配する未来において、環境に負荷をかけず、富が生まれる仕組みを維持することは可能か?

目次

第6章 都市科学への序曲(都市や企業は、単なるきわめて大きな生命体?;ドラゴンたちを倒す聖ジェイン ほか)
第7章 都市の科学に向けて(都市のスケーリング;都市と社会ネットワーク ほか)
第8章 結論と予測:流動性とライフ・ペースから社会接続性、多様性、代謝、成長へ(加速するライフ・ペース;加速するルームランナーの上で生きる:破格の時間短縮マシーンとしての都市 ほか)
第9章 企業科学を目指して(ウォルマートはビッグ・ジョーズ・ランバーの、そしてグーグルはグレート・ビッグ・ベアのスケールアップ版?;無限成長神話 ほか)
第10章 持続可能性についての大統一理論の展望(加速するルームランナー、イノベーション・サイクル、有限時間シンギュラリティ)

著者等紹介

ウェスト,ジョフリー[ウェスト,ジョフリー] [West,Geoffrey]
1940年、イギリス生まれ。理論物理学者。ケンブリッジ大学で学士号を、スタンフォード大学で博士号を取得。2005年から2009年までサンタフェ研究所所長を務めた。素粒子物理学が専門であったが、物理学の法則を生物の諸問題(大きさや寿命)に適用する方法論を拡大し、ビジネスや都市にも共通する数学的規則性について研究している。2011年には「都市および組織の意外な数学的法則」というテーマでTEDに登壇、2006年には“タイム”誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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glaciers courtesy

8
上巻の生物におけるスケールの話から、都市や企業の話に移行していく。考えてみれば経済が指数関数的に無限に発展し続けるというのは有限世界の中に生きている我々には実現しえないことだけど、経済学者たちはそのことを疑いもしていないというのは、重く受け止めなければならない指摘だと思う。経済学者はイノベーションによってシンギュラリティ(特異点)を回避できると考えるけど、成長率を維持するには新たな新たなイノベーションが現れるまでの時間をどんどん短くしなければならない。そう考えるとこの文明の終着点はすぐそこかもしれないな。2023/04/21

静かな生活

1
Review Scores 70/1002024/01/07

十一

1
アシモフのファウンデーションに通じる理論2023/04/30

ONE_shoT_

1
生命・組織・企業・都市・経済の成長と限界はすべて同じ統一原理「スケーリング則」で説明できるとした本書の下巻。 トピックは生命から都市・経済・企業へ。都市のサイズが2倍になっても、生物と同様にその維持に必要なエネルギーは線形未満でスケールするのに対し、社会経済的相互作用によって資産やイノベーションは超線形でスケールするというのが興味深かった。このペースで持続的に成長できるのかという不安は覚えつつも、広範な対象をシンプルな理論で説明しようとする大胆さに脱帽です。2023/04/30

tetekoguma

0
べき乗則に関する啓蒙書の下巻。多種多様なべき乗則の事例が紹介されています。現代の一般教養ですね。 2024/07/20

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