ハヤカワ文庫NF<br> スケール―万物を支配する「大きさ」の法則〈上〉

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ハヤカワ文庫NF
スケール―万物を支配する「大きさ」の法則〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505967
  • NDC分類 401
  • Cコード C0140

出版社内容情報

生物の寿命はどのように決まるのか。都市はなぜ成長し続けることができるのか。物理学者が、生命、都市、経済を貫く法則を明かす

内容説明

ヒトとほぼ同じ要素でできているのに、なぜネズミは3年しか生きられないのか。クジラはネズミに比べて腫瘍ができにくく、すべての生物に寿命がある理由とは。企業は死を免れることができないのに、都市はなぜ成長し続けることが可能なのか。生命・都市・経済の成長と限界はひとつの同じ原理「スケーリング則」で説明できる。複雑系のメッカ・米サンタフェ研究所で所長を務めた理論物理学者が、世界を支配する秩序に挑む。

目次

第1章 全体像(序論、概要、まとめ;私たちは指数関数的に拡大する、社会経済的な都市化世界に住んでいる ほか)
第2章 すべての尺度―スケーリング入門(ゴジラからガリレオまで;スケールのまちがった結論と誤解―スーパーマン ほか)
第3章 生命の単純性、調和、複雑性(クォークとひもから、細胞とクジラまで;代謝率と自然選択 ほか)
第4章 生命の第四次元:成長、老化、そして死(生命の四次元;なぜアリ・サイズの小さな哺乳類はいないのか? ほか)
第5章 人新世から都市新世へ:都市が支配する惑星(指数関数的に拡大する世界に生きる;都市、都市化、そして地球持続可能性 ほか)

著者等紹介

ウェスト,ジョフリー[ウェスト,ジョフリー] [West,Geoffrey]
1940年、イギリス生まれ。理論物理学者。ケンブリッジ大学で学士号を、スタンフォード大学で博士号を取得。2005年から2009年までサンタフェ研究所所長を務めた。素粒子物理学が専門であったが、物理学の法則を生物の諸問題(大きさや寿命)に適用する方法論を拡大し、ビジネスや都市にも共通する数学的規則性について研究している。2011年には「都市および組織の意外な数学的法則」というテーマでTEDに登壇、2006年には“タイム”誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

glaciers courtesy

6
最初は生物学を物理学的に、つまり数学的に記述するというお話だ。生物が多様な変動要因を持つ複雑系だとしても、生物の大きさと代謝効率など、数式でおおよその記述が出来るものがあることに気付かされる。そして、人間のエネルギー消費はアメリカなどでは、人間の都市以外に住む通常の消費カロリーの100倍以上と言われ、今さらながら驚く。エネルギー消費で考えると、人口は2,000億人分のエネルギーを消費しているのだ。そして、人類の都市化と人口増加は指数関数的に進行している。我々は危機にあることをもう少し自覚すべきなのだろう。2023/04/02

ONE_shoT_

2
生命・組織・企業・都市・経済の成長と限界はすべて同じ統一原理「スケーリング則」で説明できるとした一冊。帯に「哺乳類の大きさが2倍になると、心拍数は25%減り、寿命は25%延びる」とあるように、様々な生物の成長・寿命が同じ法則で説明できることが興味深かった。下巻は生物に留まらず、組織・企業・都市にまで同様の法則が当てはまることを見るようなので楽しみ。2023/03/18

十一

1
規模の数理で森羅万象を読み解く2023/04/30

samandabadra

0
第3章 特に最後の方のフラクタルに関する研究に非常に面白いものを感じた。研究者としてルイス・リチャードソンと、その考え方を敷衍させてフラクタルという考えをひねり出したマンデルブロはすごいなと2023/09/14

どどんぱ

0
生命活動の大きさに起因する普遍的な法則。この法則が活動に必要なものを体全体に循環させるための原理原則に基づくという解説は、すべて理解できたわけではないが、腑に落ちるものでした。後半から、この法則が都市に適用されていく、企業との対比もこれから。次巻に続く。2023/01/28

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