ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> エデュケーション―大学は私の人生を変えた

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エデュケーション―大学は私の人生を変えた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505936
  • NDC分類 936
  • Cコード C0198

出版社内容情報

狂信的モルモン教徒の両親により学校に通うのを禁じられた少女タラ。ケンブリッジ大学で博士号を得るまでの壮絶な半生を自ら綴る

内容説明

「おまえの家族はこっちだ。おまえはこちら側の人間だ」―モルモン教を信仰し世界の終末に備える父親の絶対的支配のもと、タラは学校へ通うことを禁じられた。あらゆる傷と病をハーブで治せると信じる母、繰り返される兄の暴力、アイダホの山奥で強制される過酷な廃材回収業…彼女は家族という呪縛をいかにして脱しケンブリッジ大学で博士号を取得するにいたったのか?全世界800万部、衝撃の手記。

著者等紹介

ウェストーバー,タラ[ウェストーバー,タラ] [Westover,Tara]
1986年、アイダホ州生まれ。モルモン教徒・サバイバリストの両親のもと、学校にも病院にも通わず育つが、兄の影響で大学入学を決意。2004年ブリガム・ヤング大学に入学、2008年卒業。その後ゲイツ・ケンブリッジ奨学金を授与され、2009年にケンブリッジ大学で哲学の修士号を、2014年には歴史学の博士号を取得。2018年に発表した本書は記録的なベストセラーとなり、著者は2019年『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

54
貪るように読んだ。前半の原動力は憤り。後半は祈りにも似た気持ちで。壮絶な虐待を受けながらも、大学教育により真の自己を掴み取った後も、全ては両親に起因するサバイバルであったのに、寄せては返す波のように親を慕う姿がやるせない。これが親子か。仕方ないのか。2023/03/28

星落秋風五丈原

41
某事件で宗教二世が取り上げられているが、生まれた時から明らかに世の中の大方とは異なる価値観で育った子供が、いざ社会に出てみると苦労する話は枚挙に暇がない。著者もそうだった。私が読んだのはこの表紙ではなく、カバーかもしれない。描かれているのはおそらく著者の故郷バックスピークで、何度も名が出てくるインディアン・プリンセスもその中に含まれる。そして、山の向こうに鉛筆でできた山がある。鉛筆=教育を指すのだ。著者が教育を受けたことが故郷を出ていく契機になった。学校へも通わせてもらえず病院に行くのも禁じられていた。 2023/03/06

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

23
エデュケーションとは教育の事。、子どもへの束縛、虐待に宗教が絡むと厄介だなあ、と思った。前に「インテリとは自分を客観的に見る事ができる人」と教えたくれた人がいた。、教育を受けて自分を他人の様に観察できると世界が広がる。教育の基本というか第一歩はそこからではないかと思う。両親や兄姉の暴力や支配があまりに辛い手記だった。内田春菊氏はあまり読まないが「ファザーファッカー」だけは女の子は読んだ方がいいとおもっている。この作品も宗教的に縛られている家庭の子どもがいたら読んだ方がいいと思う。2023/09/30

テツ

23
熱心なモルモン教徒の両親に「愛のある正しい」教育を受けた著者タラの自伝エッセイ。出生届が提出されていなかろうが、初等教育さえ受けさせていなかろうが、家族以外と断絶して破滅に至る妄想を聞かせ続けようが、それは親としての愛によるものなのだ。彼女が真に気づけたのは、世界を俯瞰し、それと対峙し自分個人はどう生きるべきなのか考えることができたのは、偶然にたどり着いた学びの場のおかげ。タイトルの「エデュケーション」の重さとありがたさ。宗教二世が少しだけ問題になっている今だからこそ読んでおきたい良書。素晴らしかった。2023/02/26

Inzaghico (Etsuko Oshita)

13
『エデュケーション』に書いてあることは対岸の火事ではない。教育が次世代を引き上げるきわめて重要なカギであることがわかっているのに、自分を超えて行かれ、自分に歯向かわれると困るので、子どもに教育を受けさせない親はどこにでも一定数いる。読み終えた直後は『ヒルビリー・エレジー』に似ているな、と思ったけれど、日本の宗教2世の記事を目にしたら、そちらとのつながりのほうがよほど強いように思う。原題の”Educated”が強く語りかける意味を考えたい。2023/07/09

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