ハヤカワ文庫NF<br> 啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために (新版)

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ハヤカワ文庫NF
啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505875
  • NDC分類 115.3
  • Cコード C0136

出版社内容情報

世界はもはや右翼/左翼ではなく、狂気/正気に分断されている。保守主義や認知科学を動員した、新しい啓蒙思想。解説:宇野重規

内容説明

いまや世界は右翼/左翼ではなく、正気/狂気に分断されている。政治も広告も陰謀論も人々の直感的思考につけこみ、真実よりも「真実っぽさ」を声高に語る。SNSは言葉による平手打ちの喧嘩を助長し、合理的な議論を破壊する…「ファストライフ」に感染した現代の社会環境に、理性はいかにして実装しうるか?哲学者が保守主義や認知科学を動員して打ち立てる、新しい啓蒙思想。書き下ろし序文を収録!

目次

第1部 古い心、新しい心(冷静な情熱―理性‐その本質、起源、目的;クルージの技法―あり合わせの材料から生まれた脳について;文明の基本―保守主義がうまくいく場合;直感が間違うとき―そして、なぜまた理性が必要か;理路整然と考えるのは難しい―新しい啓蒙思想の落とし穴と課題)
第2部 非合理の時代(世界は正気をなくしたか―…それとも私だけ?;ウイルス社会―心の有害ソフト;「ワインと血を滴らせて」―現代左派の理屈嫌い;フォレスト、走って!―常識保守主義の台頭)
第3部 正気を取り戻す(目には目を―あるいは、なぜブタと闘うべきではないのか;もっとよく考えろ!―啓蒙思想からのその他の無益な助言;精神的環境を守る―選択アーキテクチャー再考;正気の世界への小さな一歩―スロー・ポリティクス宣言)

著者等紹介

ヒース,ジョセフ[ヒース,ジョセフ] [Heath,Joseph]
1967年生まれ。哲学者。トロント大学哲学部教授。同大学ムンク国際問題・公共政策大学院教授。同大学倫理学センター元所長

栗原百代[クリハラモモヨ]
翻訳家。1962年生。早稲田大学第一文学部哲学科卒、東京学芸大学教育学修士修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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踊る猫

22
実に挑戦的な書物だ。とかく私たちは合理的/理性的に考えることを理想とする(からこそ、人間はそんなに理性的ではありえないと居直る御仁も現れる)。だが、啓蒙思想とそれを批判した保守主義の歴史を引き、それだけではなく生物学的な見地からも人間存在にアプローチし、とにかく「人間の非合理性(平たく言えば『軟弱さ』)」を丸裸にする試みがここでは展開される。そしてだからこそ、その弱さを踏まえて啓蒙思想に新たな可能性を見出す試みが行われる(過去を学び直し更新するからこその「2.0」だろう)。力作で、再読するべき本と思った2022/05/04

hide

5
「合理性が高度な足場によっており、この足場が外的かつ社会的であることを認めれば、理性は一種の社会的事業だと考えられるようになる。」/個人の理性に立脚した従来の啓蒙思想に対し、著者は保守主義による批判・行動経済学の知見を踏まえた「新しい啓蒙思想」を提唱する。それは合理性を社会の合意や組織構造に依存したものとして捉え、スローポリティクスやナッジを重視して社会の改善を図るものである。/啓蒙主義批判から始まって「クルージ」や「心の有害ソフト」など興味深い論点が目白押しで、これからの社会を考える上で有用な一冊。2022/05/19

iwtn_

5
理性が個人の中にあるものとした近代の啓蒙思想から、それが個人の外側、社会にあるものとし、その活用方法と重要性を説いた本の文庫版。話題は基本的にアメリカの政治だが、過熱する単純なメッセージの繰り返しによるイメージ戦略は現在の日本でも起こっていることであり、内容は古くなっていない。 個人的にはコンピュータやネットの活用による外部足場の強化をテーマとしているので、参考になった部分は多い。まあ、それらが現在の状況を加速しているわけでもあり、スローなネットの必要性も説かれ、幾つかの取り組みもなされているわけだが。2022/04/16

読書熊

3
反知性主義がはびこる現代に、いかに啓蒙主義を再起動するか。非常にためになった2022/05/06

あーしぇ@文京区

1
24時間ニュース専門チャンネルCNNの誕生が、その番組サイクルの短さ(たとえば15分間隔)と同じニュース素材を再利用しくり返し放送することから、政治家たちの嘘はファクトチェックされる前に何度も反復、拡散され、視聴者の脳内で嘘が真実化する原因のひとつになったという。SNSにおける薄っぺらな言説に瞬間的に反応するのも、反復、拡散もいう点では同じことだが、SNSと違い文字数制限がなかったという点で、ブログ時代のより熟考されたスローな政治的議論を懐かしむのは、ちょっとわかる気がする。2022/05/13

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