出版社内容情報
市街から文字に至るまで、人類の文明はすべて「見られる」ために誕生した!? 目がヒトを語る、視覚科学の新境地。解説/石田英敬
内容説明
アルファベットや漢字など世界各地の文字から、字形を構成するL、X、Kほか19の「文字素」を抽出し出現頻度を解析した著者は、驚くべき事実を目の当たりにする。すべての人類は、同じ文字を読み書きしている。それは、文字が自然を模倣するように「進化」した結果である―。ヒトの目が持つ4つの超人的能力を検証、大胆かつ精緻な仮説によりかつてない興奮と発見を多分野にもたらした、視覚科学の冒険。
目次
第1章 感情を読むテレパシーの力―カラフルな色覚を進化させた理由(肌と読心術;人間の肌は地味? ほか)
第2章 透視する力―目が横ではなく、前についている理由(リスに変えられて、チンパンジーに追われたら;頭の前後に目があるほうが便利? ほか)
第3章 未来を予見する力―目の錯覚が起きる理由(目に水晶玉が?;これしか進化していなくてご免なさい ほか)
第4章 霊読(スピリット・リーディング)する力―ヒトが文字をうまく処理できる理由(書き言葉のトリック;聴くこと、読むこと ほか)
著者等紹介
チャンギージー,マーク[チャンギージー,マーク] [Changizi,Mark]
理論神経科学者。カリフォルニア工科大学の理論神経生物学特別研究員、レンスラー工科大学認知科学部准教授を経て、現在、認知・知覚の基礎研究を行なう研究所2AILabsのディレクターを務める。また、「VINO OPTICS」「ヒューマンファクトリー・ラボ」を立ち上げ、脳や認知に関わる技術開発に取り組んでいる。カリフォルニア工科大学教授、下條信輔との共同研究によっても知られる
柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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