ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 重力波は歌う―アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち

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重力波は歌う―アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505097
  • NDC分類 441.1
  • Cコード C0144

出版社内容情報

2016年2月、「重力波直接観測」の報に世界が沸いた。立役者たちの知られざる人間ドラマを、貴重な直接インタビューを交えて描き出す

内容説明

物体が運動したときに生じる時空のゆがみが光速で波のように伝わる現象「重力波」。100年前にアインシュタインが存在を予言しながら、これまで観測されていなかったこの波動を、米国の研究チームがついにとらえた。ノーベル物理学賞も確実視される偉業の裏には、どんなドラマがあったのか?天文学の新地平を切り拓く挑戦の全貌を関係者への直接取材をもとに描き出す、出色のサイエンス・ドキュメンタリー。

目次

ブラックホールの衝突
雑音のない音楽
天の恵み
カルチャーショック
ジョセフ・ウェーバー
プロトタイプ
トロイカ
山頂へ
ウェーバーとトリンブル
LHO
スカンクワークス
賭け
藪の中
LLO
フィゲロア通りの小さな洞窟
どちらが早いか

著者等紹介

レヴィン,ジャンナ[レヴィン,ジャンナ] [Levin,Janna]
コロンビア大学バーナード・カレッジ物理学・天文学教授。宇宙物理学者として、ブラックホールや時空の余剰次元、重力波にかんする業績を持つ

田沢恭子[タザワキョウコ]
翻訳家。1970年生。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了

松井信彦[マツイノブヒコ]
翻訳家。1962年生。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

133
おもろかった。学問というのは見かけほど理路整然とは進まない。教科書に書かれたたった一行の公式には、数百人の学者の人生が全部詰まっていたりする。この本は重力派そのものではなく人にスポットを当てた。こういう本もいいネ。2018/04/17

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

100
本の帯には「ノーベル賞受賞間近」の文字。その通りに2017年のノーベル物理学賞は重力波の検出。アインシュタインが残した宿題に答えが出たのはその100年後だった。遥か彼方で起こる極微細な波動を捉えるために作り上げたのがLIGO。建設費は10億ドル、長さ数キロに及ぶ巨大な検出器だ。学生の頃物理学科の友人が「物理の世界は理論がはるかに先行していて、実験で確かめようと思っても100年はかかる。しかも実験設備に莫大な金がかかるので、もはや一人の科学者の研究ではどうにもならない」と言っていたのを思い出した。★★★2017/12/29

やいっち

36
物理学や天文学に関心があっても、まして重力波を初めて捉えたという偉大な業績に興味津々であっても、小難しい理屈や数式は苦手という方、むしろ歴史的偉業の裏に繰り広げられただろう人間ドラマにこそ興味があるという方には、うってつけの本だろう。  吾輩などは、著者がジャーナリストではなく、宇宙論などの専門家でもあるのだし、もう少し理論面で突っ込んだ説明もあってほしかった思いもあるが、ないものねだりだろう。 2017/12/16

zirou1984

25
科学浪漫物というよりプロジェクトX的なノリに近いのかも。2016年、アインシュタインの一般相対性理論によって予言されてから100年の年に実際に観測されたことで翌年のノーベル物理学賞を獲得するに至るまでのドキュメンタリー。観測施設であるLIGOは一辺4kmのレーザー干渉計もの巨大施設な訳で、それを動かす人々やそのプロジェクトの顛末というのは興味深い。重力波の観測に成功した当時は施設も稼働準備段階であり、直後は訓練だと思われたというエピソードは微笑ましい。2019/03/24

わたなべよしお

22
何と本日、欧州で中性子星の衝突で生じた重力波を検出したとの報道。ちょっと、うれしくなりましたが、本自体はイマイチ。この手のノンフィクションで人間模様が描かれるのは必要だとしても、そちらの割合が多すぎて、本筋である重力波検出が脇に追いやられてしまった印象だ。重力波検出の意義やそれが開くだろう未来などについても、もっと説明すべきだと思った。2017/10/17

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