出版社内容情報
世界規模で進行中の人口問題により、われわれはかつてない危機に直面している。各国の事例を通し人類存続の道を提言する予言の書
アラン・ワイズマン[ワイズマン アラン]
鬼澤 忍[オニザワ シノブ]
内容説明
いま、世界では人口爆発による問題が深刻化している。イギリスでは移民の激増により人種排斥が起きている。パキスタンでは職がない若者たちによる暴動が跡を絶たない。インドでは井戸が枯渇し乳幼児死亡率が増加中だ。一方、他国に先駆け人口減少社会を迎えた日本に、著者は可能性を見出す。人類は成長に依存しない経済システムを設計できるのか?精緻な調査と大胆な構想力で、将来を展望する予言の書。
目次
第3部(承前)(崩れゆく世界―パキスタン;アヤトラは与え、奪う―イラン)
第4部(縮小と繁栄―日本;明日―ネパールとインド;安全なセックス―タイ)
第5部(地球という公園―バランスを保つために;人類が減った世界―われわれの行方)
著者等紹介
ワイズマン,アラン[ワイズマン,アラン] [Weisman,Alan]
アメリカのジャーナリスト。1947年ミネソタ生まれ。「ハーパース」「ニューヨークタイムズ・マガジン」「ディスカバー」など多くの雑誌・新聞に寄稿。アリゾナ大学などで教鞭を執るほか、ドキュメンタリー番組制作も手がける。著書『人類が消えた世界』は、「タイム」誌の2007年ベストノンフィクションに選ばれ、30カ国語以上に翻訳される世界的ベストセラーとなった。『滅亡へのカウントダウン』もロサンゼルス・タイムズ文学賞(科学&技術部門)をはじめ複数の賞を受賞
鬼澤忍[オニザワシノブ]
1963年生、成城大学経済学部経営学科卒、埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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