出版社内容情報
世界規模で進行中の人口問題により、われわれはかつてない危機に直面している。各国の事例を通し人類存続の道を提言する予言の書
アラン・ワイズマン[ワイズマン アラン]
鬼澤 忍[オニザワ シノブ]
内容説明
温暖化や資源の枯渇、そして生物多様性の喪失―これらの現象の根にあるのは我々自身の「人口問題」だ。『人類が消えた世界』で知られる環境ジャーナリストが、人類の存続を脅かすこの最大の難問に挑む。人口過剰により貧困層を生み出したイスラエル、一人っ子政策が限界を迎えた中国、避妊具の推奨により安定した出生率を達成したタイなど、世界20カ国以上で取材。我々が直面する現実に迫る、衝撃のノンフィクション。
目次
第1部(疲弊した土地が提起する四つの疑問―イスラエルとパレスチナ;はち切れそうな世界―さまざまな限界;人員総数と食糧のパラドックス―エーリックとボーローグ;人口扶養能力と揺りかご―地球にとっての適正数)
第2部(島の世界―イギリス;教皇庁―ヴァチカンとイタリア;人間に包囲されたゴリラ―ウガンダ;人間の長城―中国)
第3部(海―フィリピン;底―ニジェール)
著者等紹介
ワイズマン,アラン[ワイズマン,アラン] [Weisman,Alan]
アメリカのジャーナリスト。1947年ミネソタ生まれ。「ハーパース」「ニューヨークタイムズ・マガジン」「ディスカバー」など多くの雑誌・新聞に寄稿。アリゾナ大学などで教鞭を執るほか、ドキュメンタリー番組制作も手がける。著書『人類が消えた世界』は、「タイム」誌の2007年ベストノンフィクションに選ばれ、30カ国語以上に翻訳される世界的ベストセラーとなった。『滅亡へのカウントダウン』もロサンゼルス・タイムズ文学賞(科学&技術部門)をはじめ複数の賞を受賞
鬼澤忍[オニザワシノブ]
1963年生、成城大学経済学部経営学科卒、埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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