出版社内容情報
なぜ人間はバブルとその崩壊を繰り返すのか。貨幣の誕生からリーマン・ショックまで綴る。
内容説明
世界経済はなぜ、バブルとその崩壊を何度も繰り返すのか―同じ過ちを犯さないために、歴史から学ぶことがいま求められている。金融は社会の発展にどう貢献し、その反面、私たちはどんなリスクにさらされたのか?貨幣の誕生から銀行制度の発達、保険の発明、ヘッジファンドの興隆、リーマン・ショックの背景まで、マネーの進化をつぶさに追う。ハーヴァード大学の歴史学教授が著した世界的ベストセラー。
目次
第1章 一攫千金の夢
第2章 人間と債券の絆
第3章 バブルと戯れて
第4章 リスクの逆襲
第5章 わが家ほど安全なところはない
第6章 帝国からチャイメリカへ
終章 マネーの系譜と退歩
著者等紹介
ファーガソン,ニーアル[ファーガソン,ニーアル] [Ferguson,Niall]
ハーヴァード大学歴史学教授。スタンフォード大学フーヴァー研究所でシニアフェローも務める。2004年にはタイム誌より「世界で最も影響力のある100人」に選出。『マネーの進化史』を原作とし、自ら司会を務めたテレビシリーズは、2009年に国際エミー賞ドキュメンタリー部門の最優秀賞を獲得している
仙名紀[センナオサム]
翻訳家。1936年東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社で雑誌編集などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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