出版社内容情報
不況時に政府や中央銀行がやるべきことは何か? 安倍晋三首相に影響を及ぼしたという、クルーグマンが語る不況脱却のための完全解
内容説明
リーマンショック以来、米国をはじめ世界経済は低迷したままだ。EUでは経済破綻に直面する国も出現し、日本ではデフレと低成長、そして赤字国債の増大が続く。財政難に陥った国家は緊縮財政や増税を試みるが、ところがそれは「大まちがい!」と著者は断言する。景気を回復するために各国政府と中央銀行がなすべきことは何か?ノーベル経済学賞受賞者が核心に迫り提言する。書下ろし序文「日本は不況を終わらせるか?」収録。
目次
事態はこんなにひどい
不況の経済学
ミンスキーの瞬間
たがの外れた銀行家たち
第二の金ぴか時代
暗黒時代の経済学
不適切な対応の解剖
でも財政赤字はどうなる?
インフレ:見せかけの脅威
ユーロの黄昏
緊縮論者
何が必要か
この不況を終わらせよう!
政府支出の影響については実際のところ何がわかっているの?
著者等紹介
クルーグマン,ポール[クルーグマン,ポール] [Krugman,Paul]
1953年ニューヨーク州生まれ。マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授を経て、現在プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。大統領経済諮問委員会の上級エコノミスト、世界銀行などの経済コンサルタントを歴任。『ニューヨークタイムズ』紙の辛口コラムニストとしても絶大な人気を誇る。1991年、40歳以下の最も優れた経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。2008年、ノーベル経済学賞受賞
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで広範な分野での翻訳、執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
スー
ZEPPELIN
Francis
jj