出版社内容情報
「生まれか育ちか」の時代は終わった。ゲノム解読で見えてきた遺伝子の驚くべき仕組み
内容説明
ゲノム解析が進むにつれ、明らかになってきた遺伝子のはたらき。それは身体や脳を作る命令を出すが、環境に反応してスイッチをオン/オフし、作ったものをすぐに改造しはじめる柔軟な装置だった。遺伝子は何かを制約するものではなく、可能にするものだったのだ。私たちを形成するのは「生まれか育ちか」―長年の論争に、最新および過去の膨大な研究データを用いてまったく新しい考え方を示した世界的ベストセラー。
目次
プロローグ 十二人のひげづら男
第1章 動物たちの鑑
第2章 幾多の本能
第3章 語呂のいい便利な言葉
第4章 狂気と原因
第5章 第四の次元の遺伝子
第6章 形成期
第7章 学習
第8章 文化の難題
第9章 「遺伝子」の七つの意味
第10章 逆説的な教訓
エピローグ 麦わら人形
著者等紹介
リドレー,マット[リドレー,マット] [Ridley,Matt]
サイエンス・ライター。1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後“エコノミスト”誌の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。『やわらかな遺伝子』により全米科学アカデミー図書賞を受賞
中村桂子[ナカムラケイコ]
1936年生まれ。東京大学理学部化学科卒業、同大学院生物化学修了。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任し、現在、JT生命誌研究館館長
斉藤隆央[サイトウタカオ]
1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て現在翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
赤い熊熊
CCC
Toshi53162606
moshi