出版社内容情報
ソロモン・ブラザーズの元凄腕社員がウォール街の内幕を赤裸々に綴る。『マネー・ボール』の著者の世界的ベストセラー、ついに文庫化
金のためなら何でもあり! ウォール街の大物たちのあきれ果てるような自由奔放ぶりを、インサイダーの立場からえぐり、ソロモン・ブラザーズ会長失脚の契機ともなった傑作ノンフィクション
内容説明
何千人もの就職希望者たちを押しのけて、1985年、マイケル・ルイスは「債券取引の帝王」と誰もが認める、あこがれのソロモン・ブラザーズに入社した。だが、新入社員として研修クラスに参加した彼がそこで目にしたのは、あまりにも破天荒なトレーダーたちの実態だった…金のためなら何でもあり!ウォール街で働く人々の驚くべき生態を、軽妙な筆致で鮮やかに抉り出した『マネー・ボール』著者の代表作、待望の文庫化。
目次
1 うそつきポーカー
2 カネのことは言うな
3 社風を愛することを学ぶ
4 成人教育
5 ならず者たちの兄弟愛
6 肥満軍団と打ち出の小槌
7 ソロモン式ダイエット
8 下等動物から人間への道
9 戦術
10 社員をもっと満足させるには
11 富豪たちの一大事
著者等紹介
ルイス,マイケル[ルイス,マイケル] [Lewis,Michael]
1960年ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。プリンストン大学で美術史の学士号、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学の修士号を得たあと、ソロモン・ブラザーズに入社。1989年、債券セールスマンとしての3年間の経験をもとに執筆した『ライアーズ・ポーカー』で作家デビューし、同書は世界的ベストセラーとなると同時に、金融ノンフィクションの古典となった。その後も、つぎつぎに話題のノンフィクションを発表
東江一紀[アガリエカズキ]
1951年生、北海道大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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