ハヤカワ文庫<br> 神話の力

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ハヤカワ文庫
神話の力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150503680
  • NDC分類 164
  • Cコード C0114

出版社内容情報

世界中の民族がもつ独自の神話体系には共通の主題や題材も多く、私たちの社会の見えない基盤となっている。神話はなんのために生まれ、私たちに何を語ろうというのか?ジョン・レノン暗殺からスター・ウォーズまでを例に現代人の精神の奥底に潜む神話の影響を明らかにし、綿々たる精神の旅の果てに私たちがどのように生きるべきか、という答えも探っていく。神話学の巨匠の遺作となった驚異と感動の名著。解説/冲方丁

ジョーゼフ・キャンベル Joseph Campbell 1904年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学で哲学・神話学を専攻。セイラー・ロレンス大学で長年教職につくかたわら、世界各地の神話の比較研究に多くの業績を残し、斯界の第一人者として活躍した。主な著作に『千の顔を持つ英雄』、『神話のイメージ』がある。1987年没。ビル・モイヤーズ Bill Moyers 1934年、オクラホマ生まれ。ジョンソン政権の大統領報道官、ニュースのコメンテーターを経て、米国を代表するジャーナリストに。TVドキュメンタリーを中心に活躍し、数々の賞を受賞。現在でも積極的に活動を続けている。

内容説明

世界中の民族がもつ独自の神話体系には共通の主題や題材も多く、私たちの社会の見えない基盤となっている。神話はなんのために生まれ、私たちに何を語ろうというのか?ジョン・レノン暗殺からスター・ウォーズまでを例に現代人の精神の奥底に潜む神話の影響を明らかにし、綿々たる精神の旅の果てに私たちがどのように生きるべきか、という問いにも答えていく。神話学の巨匠の遺作となった驚異と感動の名著。

目次

第1章 神話と現代の世界
第2章 内面への旅
第3章 最初のストーリーテラーたち
第4章 犠牲と至福
第5章 英雄の冒険
第6章 女神からの贈り物
第7章 愛と結婚の物語
第8章 永遠性の仮面

著者等紹介

キャンベル,ジョーゼフ[キャンベル,ジョーゼフ][Campbell,Joseph]
1904年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学で哲学・神話学を専攻。セイラー・ロレンス大学で長年教職につくかたわら、世界各地の神話の比較研究に多くの業績を残し、斯界の第一人者として活躍した。1987年没

モイヤーズ,ビル[モイヤーズ,ビル][Moyers,Bill]
1934年、オクラホマ生まれ。ジョンソン政権の大統領報道官、ニュースのコメンテーターを経て、米国を代表するジャーナリストに。TVドキュメンタリーを中心に活躍し、数々の賞を受賞。現在も積極的に活動を続けている

飛田茂雄[トビタシゲオ]
1927年生、2002年没、早稲田大学大学院博士課程修了、中央大学名誉教授・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

94
私達はいつでも神話の力を求めている。どこかにヒーローがいる?いや、いない?の狭間で期待と落胆に揺さぶられているのが心地いいんだ。少しの間酔った気分になれるしね。あらゆる生命と一体性と調和のなかに。2021/04/02

wiki

39
良書。歯応え十分、というか飲み込むまで相当カミカミしたし、顎が鍛えられた。冗談はさておき、キャンベルはキリスト教を母体として育ったが、世界中の神話を研究し抜いた中で、むしろ仏教思想に共感し、対談者モイヤーズに合わせてキリスト教を仏教思想的観点から捉え直して語っている事に強い感銘を受けた。キャンベル曰く真理に至る道(=神話中の英雄が通る道)は、「その道はブッダのではなくて、あなた自身の道でなくてはなりません」と。自身の人生で、神話でいう"英雄道"を歩むべきとは、とてもワクワクする。知の巨人の助言に従いたい。2020/08/29

井月 奎(いづき けい)

37
人はその成り立ちや存在の理由を求めずにはいられないのでしょう。しかし、存在と存続のほかに意味はないのです。それでもなおかつ人やそのほかの存在と命に意味と永遠性はあると思いますし、思いたいのです。過去から現在、未来が存在と命とともに時間を刻むことは神話を読めば信じることができます。宗教や芸術は神話の後に続くものなのです。その順番を違えると命と意味の存在のための詩である神話を体現化した宗教によって命と意味が蹂躙されかねないのです。対談形式ですこし読みづらいですが、内容は極めて本質の啓示がなされています。2017/04/08

seacalf

37
ようやく読破。編集されているせいか、モイヤーズの質問があらゆる方向に飛ぶので、内容を頭に染み込ませるのが大変。それでもくらいつくように読むと、無尽蔵に語られる各国の神話エピソードが面白く、導き出される深い考察も興味深い。イニシエーションとして現代社会に伝わっている神話等々、知のきらめきの宝庫。全てを理解するのは難しいが、この本によって古今東西の神話に関する興味関心が増幅されたのは間違いない。キャンベルが繰り返し語る「あなたの至福を追求しなさい」、その理想の方向性を見出だすにはまだまだ学びが足りない。2017/03/27

ヨクト

36
神話について神話学の第一人者であったキャンベル氏との対談をまとめたもの。ぼくは聖書もまだ読んだことがないため難しくておいて行かれる部分も多かったが、彼らの博識ぶりに驚くとともに、聖書はじめ古来より語り継がれる神話の物語性にとても興味が湧いた。別の地域で同じような内容の物語が語られているのも興味深く、人が営む中での普遍的な事象が内包されている。それは生死、愛、苦難、男女などである。神話と同様にお伽話についてもいろいろな教訓が内包されているのだろう。神話とは言葉と社会が生み出した夢だといえるのかもしれない。2015/03/04

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