出版社内容情報
8つの食の革命を通して人と食の驚くべき関係を語る垂涎の文化史。
内容説明
ヒトをサルから離陸させた火の使用、カニバリズムと菜食主義の意外な共通点、海を越えた食材の交換が促したグローバル化―。食べ物こそが、われわれの歴史をつくってきたのだ!世界的な歴史学者が「8つの食の革命」を切り口に人類史を読み直す。古代ローマの祝宴を彩った酒肴から現代の食卓にのぼる遺伝子組み換えトマトまで、古今東西の珍味と興味尽きない逸話がたっぷりのフルコースをご堪能あれ。
目次
第1章 調理の発明―第一の革命
第2章 食べることの意味―儀式と魔術としての食べ物
第3章 食べるための飼育―牧畜革命:食べ物の「収集」から「生産」へ
第4章 食べられる大地―食べるための植物の管理
第5章 食べ物と身分―不平等と高級料理の出現
第6章 食べられる地平線―食べ物と遠隔地間の文化交流
第7章 挑戦的な革命―食べ物と生態系の交換
第8章 巨人の食料―十九世紀と二十世紀の食べ物と産業化
著者等紹介
フェルナンデス=アルメスト,フェリペ[フェルナンデスアルメスト,フェリペ][Fern´andez‐Armesto,Felipe]
英国の歴史学者。1950年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で歴史学を学び、同大現代史学科をはじめ、ロンドン大学(クイーン・メリー・カレッジ)、タフツ大学などで長く教鞭を執る。2009年よりノートルダム大学歴史学科教授
小田切勝子[オダギリカツコ]
北海道生、京都大学文学部哲学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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