ハヤカワ文庫
ココ・アヴァン・シャネル〈上〉―愛とファッションの革命児

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150503505
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0123

内容説明

フランスの田舎町の孤児院で育ったココは、ナイトクラブの歌手として、酔った兵士を相手に歌いながら、つつましいお針子として田舎の仕立屋の奥でスカートの裾を縫う日々。だが、一人の将校との運命的な出会いをきっかけに、彼女は世界的なファッション・デザイナーへの階段を駆け上がっていく…コネクションも財産も教育もない少女ココが世界の“シャネル”になるまでの感動の伝記。オドレイ・トトゥ主演の映画化原作。

目次

第1部 シャネル家のルーツ(一七九二~一八八三)
第2部 ガブリエルの青春時代(一八八四~一九〇五)
第3部 挫折した夢(一九〇三~一九〇五)
第4部 囲う男たち、囲われる女たち(一九〇六~一九一四)
第5部 シャネル帝国の礎(一九一四~一九一九)

著者等紹介

シャルル=ルー,エドモンド[シャルルルー,エドモンド][Charles‐Roux,Edmonde]
1920年、パリ郊外で生まれる。外交官の娘として世界各国を旅行し、大学卒業後、女性誌『エル』『ヴォーグ』の編集者として活躍。『ヴォーグ』では16年の長きにわたって編集長を務めた。1966年に小説『忘却のパレルモ』でフランスでもっとも権威のある文学賞、ゴンクール賞を受賞。同書は米伊仏の合作で映画化されている。2002~2008年、ゴンクール・アカデミー会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ビイーン

24
シャネルは不幸な生い立ちに腐らず前へ向かっていくパワーが凄い。彼女の人生の軌跡は現代に生きる私にも大いに生き方の参考となる。2024/11/25

calaf

6
嘘つき野郎は大嫌いだ!!!と思って読み進めていたものの、まぁそれを差し引いてもすごい人ですね、ある意味では。上巻は1919年、カペルの死まで。当時36歳か...2012/01/22

sawa

4
★★★☆☆ デザイナーってみんなお金持ちの生まれで、幼い頃から綺麗な物ばかり見てきた人達だと思っていたので、シャネル家のルーツや本人の貧しく辛い生い立ちにはとても驚いた。そしてココ・シャネルーガブリエル・シャネルがこんなに昔の人だったとは知らなかった。というかシャネルについて何にも知らなかった。当時の社会事情の説明には少しこんがらがる。何よりも残念なのは図版がない事。(図)2013/07/14

井戸端アンジェリか

2
著者はココ・シャネルの事が余り好きではないのかなって印象。 幸せとは言えない子供時代や親の事を、彼女は自分の都合のいいように嘘を付いていると断言したうえでその生い立ちを本にするって態度はどうよ。本当の事なんて本人にしかわからないし、少しの虚栄をまた聞きの噂を掻き集めてきて、しつこい程に否定しなくてもいいでしょうに。 と、シャネル御本人の事よりも著者エドモンドさんにイライラしながら下巻へ続く。2013/12/05

Masako Karasawa

2
すごい人だなぁーと感心しながら読みました(*^_^*)

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