内容説明
2008年ノーベル賞を与えられた対称性の自発的破れとは一体何なのか。素粒子にはなぜ「香り」や「色」があるのか。素粒子物理学の謎めいた側面は、その歴史を知ればがぜん興味深くなる。アインシュタインからファインマン、南部、ワインバーグ、ゲルマンといった天才たちがどんな発想で難題を解決し、その理論を実験家が匠の技と駆引きとでいかに立証したか…物理学者の営みを詳細なインタビューで再構成する名著。(全2巻)。
目次
3 弱い力(承前)(統一への歩み;破れた対称性)
4 強い力(八道説;王様とクォーク)
5 大いなる統合(ヒドラ退治(その2)
くるくる変わった中性カレントの発見 ほか)
6 統一(時間のはじまり;物理学の終焉)
著者等紹介
クリース,ロバート・P.[クリース,ロバートP.][Crease,Robert P.]
1978年にコロンビア大学にて哲学博士号を取得。現在ストーニー・ブルック大学哲学教授。専攻は科学哲学史、芸術哲学、現代哲学
マン,チャールズ・C.[マン,チャールズC.][Mann,Charles C.]
科学ジャーナリスト。アトランティック・マンスリー、ワイアード、サイエンス各誌の記者を務める
鎮目恭夫[シズメヤスオ]
1925年生。1947年東京大学理学部物理学科卒。評論家・翻訳家
林一[ハヤシハジメ]
1933年生。1958年立教大学理学部物理学科卒。昭和薬科大学名誉教授
小原洋二[コハラヨウジ]
1942年生。1972年東京大学大学院理学系研究科物理学専門博士課程修了。2007年12月まで日本大学生物資源科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koike Katsuya
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hechima1106
根雨一郎