内容説明
第1回ワールド・ベースボール・クラシックを制覇した王ジャパン、イチロー、松井ら北米の観客を魅了する日本人プレーヤーの活躍、そして破格の金額で大リーグにポスティング移籍した松坂大輔―かつて「ピンポン」と揶揄された日本野球は今や、アメリカ人のやり方を搖るがすほどの国際的パワーへと変身した。素晴らしきニッポン野球の源流と、新たな時代を迎えた日米野球を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーくん
7
再読→→→第1回ワールド・ベースボール・クラシックを制覇した王ジャパン、イチロー、松井ら北米の観客を魅了する日本人プレーヤーの活躍、そして破格の金額で大リーグにポスティング移籍した松坂大輔―かつて「ピンポン」と揶揄された日本野球は今や、アメリカ人のやり方を搖るがすほどの国際的パワーへと変身した。素晴らしきニッポン野球の源流と、新たな時代を迎えた日米野球を描く。 2019/02/24
totssan
3
第1回WBCでの日本優勝を期に、詳細に日本野球について分析された米人著者による本。WBC開催までの経緯や日本球界の動きを、別の視点で知ることができた(プロ野球ニュース本では知りえぬネタが多く、楽しく読める)。500p超だが、原著より2章削除されているとのこと。伊良部の章は残して欲しかったが。 現在の日本野球はセ・パともに実力が均衡してきており、見て楽しめるゲームが増えた。地上波放送はほぼなくなってしまったが、今やそれは何の問題でもない。本書は15年以上前の発刊なので、是非同著者による増補改版を願う。2023/08/12
fs_htnk
2
2004年に発表された「イチロー革命」を第3期メジャーブームの2007年開幕当初に加筆・修正して文庫化したもの。当時から10年が経過した現在までに起こった流れを的確に言い当てている部分が(少なくともひとつは)あって、それはお見事だと思う。翻訳が夕刊紙みたいな言い回しになっているのは、原書の段階からある程度狙ってセンセーショナルに仕上げようとしているからか。特定のフレーズを挙げはしないけど、日本野球を日本人ではない人がアメリカに伝えようすると、こういう俯瞰場所からの描写になるんだなあと思った。2019/07/31
shiaruvy
1
コメント予定 [2007.04.15 初版]
いちはじめ
1
「イチロー革命」を増補、改題したもの。内容はまぁまぁ2007/04/10