内容説明
「巡洋戦艦フッド、爆沈!」1941年5月24日早朝、ナチス・ドイツの誇る超弩級戦艦ビスマルクは勝利の興奮に打ち震えていた。イギリス海軍屈指の巨艦を、戦闘開始から数分で葬り去ったのだ。しかし、乗り組む2000余名の将兵は、わずか1発の魚雷が彼らにもたらす非情極まる運命を、まだ誰も知らずにいた…巨艦ビスマルクの栄光と悲劇の生涯を、戦史に残る貴重な写真を多数駆使して克明に再現する、ファン必読の海洋戦記。
目次
ビスマルクとその艦長
戦艦ビスマルク、就役
訓練と演習の日々
通商破壊戦略
“ライン演習”作戦と命名
作戦の延期と最後の上陸
ヒトラーの来訪
ゴーテンハーフェンを出港
情報はイギリス海軍省に
誤報をもとに転針〔ほか〕
著者等紹介
ミュレンハイム=レッヒベルク,ブルカルト フォン[フォンミュレンハイムレッヒベルク,ブルカルトフォン][M¨ullenheim‐Rechberg,Baron Burkard von]
1910年、代々軍人を輩出する男爵家の長男としてベルリンに生まれる。1929年、ドイツ海軍兵学校に入学。卒業後は海上勤務、駐ロンドン大使館付き海軍武官補佐官などを歴任し、第二次大戦の勃発とともに帰国。巡洋戦艦シャルンホルストの砲術士官や駆逐艦エーリヒ・ギーゼの航海長を経て、戦艦ビスマルクに配属される。ビスマルク沈没時は少佐で、生存者では最も階級が高かった。戦後はドイツ連邦共和国(旧西ドイツ)の外交官として活躍
佐和誠[サワマコト]
1928年生、青山学院大学英文科卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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スー
雪風のねこ@(=´ω`=)
塩崎ツトム
maddroid02
マサトク