ハヤカワ文庫<br> 潜水艦戦争1939‐1945〈下〉

ハヤカワ文庫
潜水艦戦争1939‐1945〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 337p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150502164
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0122

内容説明

アスディックやレーダーなどの潜水艦探知装置の発達によって、水面下を敵に知られることなく、自由に行動できるという潜水艦ならではの絶対的優位は、次第に崩れていった。Uボートもあれほど勇名をはせながら、各海域で次第に追いつめられていく。太平洋においても、日本潜水艦の活動は見る見る制圧されていった…。第二次大戦の海の戦いにおいて、潜水艦の果たした役割を詳細な資料を駆使して描く、潜水艦戦記の白眉。

目次

13 ソ連の潜水艦
14 北極海の輸送船団
15 黒海のソ連潜水艦
16 ヨーロッパと極東間の潜水艦による連絡
17 「トーチ」作戦
18 大西洋の戦い
19 大西洋の戦い
20 地中海の潜水艦(一九四三年一月~一九四四年八月)
21 ふたたび戦闘に加わるフランス潜水艦
22 「ネプチューン」作戦 ノルマンディー海岸上陸(一九四四年六月六日)
23 太平洋の戦い―日本の憩潮(一九四二年三月~一九四三年六月)
24 太平洋の戦い―日本の退潮(一九四三年六月~一九四五年八月)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dongame6

3
WW2における潜水艦通史。ドイツのUボートや日本の潜水艦については他に幾つもの本が出ておりよく知られているが、ソ連やイギリス、フランスやポーランドの潜水艦についてのエピソードなどは初めて目にするものが多く真新しく映った。黒海やバルト海、地中海などの局地戦にも多くの項を裂いておりそれらの話も面白かった。基本的には各国の潜水艦についての戦場エピソード集のようなものなので読みやすい内容だった。2012/05/19

アリャー

1
上巻と同じく、基礎知識が無いと理解しづらい部分も多く、場所や時代が頻々と切り替わるため、頭の中に地図が思い浮かび、欧州にとっての大きな作戦や、戦いをある程度知っている必要がある。そのため、自分のように日本の潜水艦ならともかく、他は全く知らないので入門書としてという気持ちで読むと、本書の全てを理解するのは難しいかもしれない。また、翻訳の問題なのか、?となるような文章もたまに。とはいえ、大戦中の潜水艦をここまで広く扱った本は珍しく、また、事実を淡々と列挙していくような書き方も良かった。2015/02/23

kamekiti-tv

0
平時には影を潜めているけれど、有事の時には絶対必要な潜水艦。今の対中国を思うと、日本の潜水艦技術、大きく発展展望を遂げていて欲しいと思う。2011/07/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/82885
  • ご注意事項

最近チェックした商品