内容説明
われわれの常識ではウイルスは病原体である。そのウイルスが種の壁を超えて遺伝子を運び、生物を進化させたのではないか?この理論は、近年のバイオテクノロジーの進展ともあいまって、従来のダーウィン進化論では説明できないさまざまな問題を解決するに至った。果たして本当に生命は、ウイルスに感染することによって進化してきたのだろうか?海外でも大きな反響を呼ぶ、ダーウィン進化論を超えた最新の進化理論。
目次
1 進化の主役はウイルスだ
2 バイオテクノロジーとウイルスのはたらき
3 動く遺伝子とバクテリア
4 ヒトと動物の共通ウイルス
5 破綻したダーウィニズム
6 ウイルス進化論の誕生
7 ウイルス進化論からの予言
8 ダーウィニズム批判はなぜタブーなのか
9 ヒトはなぜ進化するのか
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