内容説明
今や世界の女性の憧れのブランドであるシャネル。だが、その創始者であるココ・シャネル本人の素顔を本当に知る者はほとんどいない。新鮮で、しかも決して色褪せない独特のスタイルがもたらした莫大な富と名声。成功の陰で孤独におびえる自分をココは嘘で塗り固め、自らの伝説を紡ぎ上げた。晩年のインタビューを元に、モードの女王が語る華やかな虚構の隙間を探り、彼女の秘められた生涯を描き出すスタイリッシュな伝記。
目次
“伝説を持つ人々は、また伝説そのものでもある”
“わたしは家族の小さな囚われ人だった”
“伝説と真実”
“わたしは感化院に入るところだった”
最初の勝利、払いのけられた貧乏
二番目の勝利、ココ、帽子屋になる
三番目の勝利、ココ、シャネルとなる
トゥ・パリの見習い期間
七百人のパリの名士たち
四番目の勝利、ウェストミンスター公〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月世界旅行したい
5
再読。2015/01/21
みこれっと
3
成功したビジネスウーマンとしてどのような人物だったのか?以前から興味があったので借りました。読み終わると「う〜ん、マネできない(したくない?)」なあ〜。けっこうガンガンやりたい事やるし、ビジネスに対してすごくシビア!若い頃金銭的に苦労したからでしょうか?シャネルの本性がかいま見れるような、そんな本でした。2014/06/08
とす
1
文庫で500ページと比較的分厚い本で、思っていたものと違ったこともあり3ヶ月程度かけてやっと読み終えた。訳があまり良くないところがある。自分の知っておるシャネルはどうもココがなくなった後のものだと気づいた。ジュエリーの話は初めて知るもので、もう少し詳しく知りたいと思った。2020/07/19
Shinke Taeko
0
★★☆☆☆2016/01/12
lovejoy
0
★★2020/06/30