ハヤカワ文庫<br> 虫の惑星〈2〉社交的なバッタと同性愛の南京虫

ハヤカワ文庫
虫の惑星〈2〉社交的なバッタと同性愛の南京虫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 242p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150501839
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C0145

内容説明

ナンキンムシの雄が生きていくために同性愛に走るのはなぜか―交尾の成功率をあげるために、かれらの精液は異常に量が多い。かつ精液はタンパク質の塊である。これを放っておく手はないとばかりに、雄たちは互いの精液をやりとりし、栄養源にしているのだ。ナンキンムシ、バッタ、寄生バチなどの奇想天外な生態を探り、身近な自然にひそむ発見のおもしろさに肉迫する。昆虫学の第一人者が愛をこめて贈る、楽しい虫の本。

目次

1 ナンキンムシ、サシガメ―接吻の好きな昆虫たち
2 バッタの年
3 寄生バチ―かれらはどのようにしてペイトン・プレイスをつくったか
4 沈黙の春、にぎやかな春
5 自然は必要か?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nizi

4
虫についての科学的なエッセイ。下巻ではレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を批判しており、さらには人類に自然は必要かと言うところまで踏み込んでいる。本の出た当時は刺激的だったろう。2024/10/07

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