内容説明
「歴史家として私は可能なかぎりの資料を漁った。軍事記録や公文書を利用しただけでなく、彼の最も親しい友人や個人的スタッフが同時代に書いたものを深く掘り下げ、彼らの日記や彼らが妻や友人に書いた手紙の中に真実を求めた。」―ロンドン・タイムズに“現代イギリスの最も優れた歴史家の一人”と評された著者デイヴィッド・アーヴィングが、ヒトラーの戦争の6年間の情勢をヒトラーの眼をとおして見、これまで試みられることのなかった新しい角度から捉える画期的ヒトラー評伝。
目次
第4部 総力戦(“枢軸”作戦;スターリンにさぐり;「そしてそうなりましょう、総統」;摂理に対する軽はずみ;最も悪罵される者)
第5部 一寸の虫にも五分の魂(黄色の折りカバンを持った男;「私の声がわかるか」;虎の背に乗った者;ロンメル、選択を与えられる;噴火山の縁で)
第6部 最後の闘い(賭け;電報を待つ;ヒトラー、穴に入る;“消滅”)
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- 和書
- 黒絹睫毛