ハヤカワ文庫<br> 大日本帝国の興亡 〈1〉

ハヤカワ文庫
大日本帝国の興亡 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150501013
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0300

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

モリータ

7
アメリカ側から書いたものをほとんど読もうと思わなかった(ユージン・スレッジの『ペリリュー・沖縄戦記』ぐらい)というのがまぁ、筋が悪いところだよな。やはり米側の動きに詳しいが、突き放した視線で書いてあるというわけではなく、将官含む日本人に直接取材しているのと、「日本人らしさ」(下克上の風潮とか)からの説明の部分があって、かなり「日本寄り」のものに感じる。しかし、ヒトラーの前半史とナチの台頭から始まる『第三帝国の興亡』と比べると、戦争にいたる経緯とか中央組織のあり方の違いがはっきりわかっておもしろい。2014/02/17

のんき

3
原著1970年刊行、邦訳1971年文庫化1984年。アメリカの作家による太平洋戦争史。この戦争のことを少しは知っておかなくてはと思いつつもどこから手を付けていいか分からないでいたところ立花隆が推薦していたので全五巻という大部にびびりつつ読みはじめる。その場を目撃しているかのような臨場感溢れる筆致で読みやすい。第一巻は二・二六事件の背景説明から日本軍による奇襲作戦の準備と日米外交交渉決裂まで。2010/01/25

te_R9

2
第二次大戦の日本の状況が生々しく,詳細に描写されていて驚きながら楽しく(楽しくだと語弊ありかな)読めました.映像で見るよりも細かいディテールが描かれており,当時の時代状況を理解できることもあり,とても勉強になります.2010/01/10

ふれふれみった

1
立花隆さんが、「日本人の書いたもので、これ以上の取材と資料集めをした上で、あの戦争をこれほど大きなスケールで書いた本は残念ながらない。全体像の見通しのよさと細部のリアリティあふれる描写の双方がバランスよくかねそなえられている。」とあったので、図書館で借りて読みました。確かに面白いです。戦地の地名がたくさん出てくる3巻あたりからついていけなくなって、止まっていますが。

だちょう

1
1巻は2.26事件から開戦直前まで。特に開戦直前の日米交渉について詳しく書かれている。個人的には時折挟まれる日本人論がいまいちぴんとこない(少々単純化しすぎでは?)と思うところもあったが、かなり面白かった。2014/07/15

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