感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
16
第二次大戦のごく初期、ドイツ海軍潜水艦は英国が誇る軍港に単独で潜入し、戦艦ロイヤル・オークを撃沈して脱出に成功した。このエピソードを一冊の小説にした本. ほとんど情報がなくぶっつけ本番のこの作戦は、冒険であり英雄の仕業としか思えない。やっとのことで港内に入ったはいいが目標になる船が見つからず30分以上ウロウロしたり、新型魚雷が何発も連続して不発だったりと臨場感溢れる描写が続く。プリーン艦長と部下との会話が生々しい。 2012/03/24
鐵太郎
8
U-47とギュンター・ブリーンのスカパ・フロー侵入記。フォレスターのビスマルク撃沈のノンフィクションでもみられるのですが、見てきたように生き生きとデーニッツの言葉とか航海中のU-47の様子を描写している中で、交わされる会話のどれが実際にあったものなのか、ちょっと疑問があります。もしかしたら、会話などは全てフィクションなのかもしれませんね。2011/01/15
佐倉 海人
0
英海軍の根拠地、スカパ・フローへの侵入と戦艦への雷撃。読んでる方も実際に乗艦して観戦してるような感覚になりました。2023/01/23
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- 和書
- 『青鞜』を学ぶ人のために