出版社内容情報
世界で続発する人工知能研究者の暗殺事件。そんな中、中米で逃亡生活を送るジェントリーとゾーヤはAI無人兵器の襲撃を受ける!
内容説明
暗殺者グレイマンことジェントリーは、データ端末をめぐる事件の経緯から、またしてもCIAから追われる身となり、恋人ゾーヤと中米で逃亡生活を送っていた。そんな中、元SVR(ロシア対外情報庁)のゾーヤは亡父の親友に会い、ロシア人エンジニアの逃亡の手助けを依頼される。折しも世界各地で、AIの専門家の暗殺事件が相次いでいた。ジェントリーとゾーヤはAI開発をめぐる国際的な戦いに巻き込まれていく…。
著者等紹介
グリーニー,マーク[グリーニー,マーク] [Greaney,Mark]
アメリカの作家。国際関係・政治学の学士号を持ち、スペイン語とドイツ語に堪能。『暗殺者グレイマン』の取材で数多くの国を旅し、軍人や法執行機関関係者とともに銃火器使用・戦場医療・近接戦闘術の高度な訓練を受けた。〈グレイマン〉シリーズは好評を博し、映画化された
伏見威蕃[フシミイワン]
1951年生、早稲田大学商学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
92
この暗殺者シリーズも13作目となったのですね。若干不満が出てきました。主人公がハンドラー(調教師とは言っているものの暗殺指令を出すもの)の依頼ではなく、ロシア出身の彼女の意向を聞いて行動して題名とは合わなくなっている気がします。最初のころが懐かしい。世界各地でAI専門家の暗殺事件が起きます。それを支持しているものが何者なのか?また彼女の恩人の意向を聞いてメキシコに行きますが、そこではロボット兵器と対峙していきます。話としては面白くなっています。2024/12/25
猿吉君
57
グレイマン13作目、ゾーヤが嘘ついたとすねるジェントリー、ラブラブもいい加減にしろ!な展開からあれよあれよという間に・・・感想は下巻に記載します。2025/02/22
ずっきん
54
遅くなってごめんよ、ジェントリー&ゾーヤ! このシリーズ最近は過去話とか挿し込んでくるからなあー、前作の続きだといいなあーと開いたら、いきなりまさかの『暗殺者の痴話喧嘩』きたあああああーーーー!グリーニー様ありがとうございます!嬉しいす!マジ尊いす!とか緩んでたら前作に劣らずの山場火事場が惜しげもなく爆速展開。ハラハラドキドキってこういうことよなあ。下巻にいかずこれ書いてんのは、あと半分読むのがホントもったいなくて焦らしプレイ中笑。2025/04/21
Richard Thornburg
41
感想:★★★★ シリーズ第13弾! 前作の流れからジェントリー&ゾーヤのラブラブ逃避行🤣 戦闘における駆け引きは超一流のプロフェッショナルの二人なんだけど、恋愛においてはその正反対というところが本作のアクセントになっていて面白いと思います。 テーマとなっているのは流行の戦闘メカとしてのAIなんですが、やはり現在行われている戦術を人間からAIに置き換えて戦争しちゃいましょう的な思考的な方向に進んでいきます。 2025/01/18
chiseiok
36
『チンギス紀』新刊目当てに有隣堂本店2階の文庫売場覗いたら、グレイマンの新刊居た!想定外めちゃ嬉しい。なんか『暗殺者の新婚旅行』的なプロローグだったけれど、それどころではない今回の敵。過去イチ手強そうな予感。精密自爆ドローンやらライフル装備のロボットわんちゃん。昔ながらの肉体派プレイヤーたるグレイマンには太刀打ち出来るのか?ここはひとつ日本の警視庁特捜部から龍騎兵の一台でも借り出しが必要なのでは?ザック、フィッツロイやトラヴァース、アンジェラ、見知ったメンバーの出演が多くて嬉しいぞ。期待ぱんぱんで下巻へ。2025/01/04