出版社内容情報
ベイルートの任務で片脚を失った民間軍事会社の傭兵ジョシュは、メキシコ麻薬紛争での危険なオペレーションに、再び身を投じる!
内容説明
民間軍事会社の警護員ジョシュ・ダフィーは、ベイルートでの任務で左脚を失い、鬱屈した日々を送っていた。そんなある日、かつての同僚との再会から民間軍事会社アーマード・セイントの一員として復帰。与えられた任務は、メキシコ西シエラマドレ山脈で麻薬カルテル「黒い騎士」と和平交渉を行なう代表団の警護だった。ジョシュはハンディキャップのある身ながら、ひとくせあるメンバーばかりのチームを率いて出発する!
著者等紹介
グリーニー,マーク[グリーニー,マーク] [Greaney,Mark]
アメリカの作家。国際関係・政治学の学士号を持ち、スペイン語とドイツ語に堪能。『暗殺者グレイマン』の取材で数多くの国を旅し、軍人や法執行機関関係者とともに銃火器使用・戦場医療・近接戦闘術の高度な訓練を受けた。“グレイマン”シリーズは好評を博し、映画化された
伏見威蕃[フシミイワン]
1951年生、早稲田大学商学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猿吉君
74
あれよあれよという間にどんどん危険なところへ行ってしまうダフィー、普通は死亡フラグ立ちまくりですが・・・感想は下巻に記載します。2023/06/30
Richard Thornburg
37
感想:★★★ マーク・グリーニーの新シリーズ。 主人公はPMC(民間軍事会社)で任務に就いているところからスタート。 でも、のっけからその任務で片脚を失ってしまうという悲劇。 その後はPMCから離れ、義足をつけて警備員をしていたのだが、かつての同僚と再会したことで再びPMC要員としてメキシコでの任務に就くことになります。 主人公のキャラは今のところかなり希薄な印象で、よくありがちな特殊部隊に長い間在籍していたというわけではないです。 2023/11/24
ワッピー
33
読み友さんのコメントから。グレイマン以外の新シリーズ開幕。過去の任務で左足を失い、義足をつけてショッピングモールの警備員をしていたダフィーは、かつての戦友に出合い、生活苦から義足の件を隠して評判の悪い軍事会社の危険な任務に参加することに。メキシコの麻薬カルテル同士の停戦交渉に赴く国連からの代表団の護衛として、装甲車に乗って車列の後衛を担うことになるが、着任早々に一触即発の雰囲気が漲る・・・。左膝下がないことを気づかれないとはどれだけ優秀な義足なのか?それにしてもダフィーと家族の苦境に胸が苦しくなります。2023/09/30
わたなべよしお
27
何の情報もなく読み始めたが、グレイマンシリーズじゃないのですね。新シリーズなんだろうか?さて上巻。まあまあかな。グレイマンに比べると、少し劣るかなぁ。上巻はむしろ、メキシコ人コンサルタントの動きの方が面白かった。まぁ、肝心のところは下巻に入ってからだろうから期待して読みます。2023/06/29
み
25
グレイマンの方が好みだ…。ダフィーさん、優しくて心配だわ、義足でメキシコのドンパチ。下巻に進みます。2023/08/11