ハヤカワ文庫NV<br> スパイの忠義〈上〉

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ハヤカワ文庫NV
スパイの忠義〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413972
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

英国の諜報員と情報源の男との友情、対立、そして卑劣な陰謀。入魂の筆致で描く巨篇。

サイモン・コンウェイ[コンウェイ サイモン]

熊谷 千寿[クマガイ チトシ]

内容説明

“局(ザ・デパートメント)”と呼ばれるイギリスの秘密情報機関の謀報員ジョーナは、テロ組織に殺されそうになるが、彼が殺したはずの男ノアに救われた。ノアはテロ組織の情報を彼に送っていたが、アフガン情勢の急変により切り捨てられ、復讐のため“局”を罠にはめた。危険な秘密を握られた“局”は、ジョーナにノアの殺害を命じたのだった。一方、その10年ほど前、クウェートでは美貌の女性ミランダが悲劇に見舞われていた。

著者等紹介

コンウェイ,サイモン[コンウェイ,サイモン] [Conway,Simon]
1967年、アメリカのカリフォルニア州生まれ。イギリスで教育を受け、エジンバラ大学でイギリス文学を専攻。イギリス陸軍に入隊し、将校になった。国際援助機関の一員として、世界各地で地雷や危険物の除去作業をした経験もある。クラスター爆弾に反対する国際的連合組織の共同議長を経て、現在は地雷除去を行なう慈善団体HALOトラストの戦略責任者を務めている。妻のBBC記者サラ・スミスとともにスコットランド在住

熊谷千寿[クマガイチトシ]
1968年生。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

18
 並みいる傑作を押し退けてCWAスティールダガー賞を獲ったというので期待しながら読んだ。しかし、実に分かりにくい。主人公のジョーナとその恋人ミランダがまだ、出会ってもいないのに、先にジョーナがミランダの元から急に姿を消してしまうことが書かれたりする。この無秩序な時系列の意味がよく分からない。だから、どこに向かって読めばいいのか、それも分からないのだ。2016/12/25

キミ兄

2
アラブ系が主人公のスパイアクション。何かに似ているような似ていないような。アフリカ、アラブを舞台にしているせいか、場面描写のハラハラ、ヒリヒリ感が半端ない。「アメリカンスナイパー」「グリーンゾーン」などのノンフィクションを髣髴させる。☆☆☆☆。2017/05/08

chaki

1
最初のジョーナの章で、読んでいても話や設定が入ってこなくて、かなり戸惑ったけど次のミランダの章でやっと落ち着く。でもその後も物語が前後してなかなか掴みづらい。取り敢えず下巻読みます。2017/04/21

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