ハヤカワ文庫NV<br> レヴェナント―蘇えりし者

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ハヤカワ文庫NV
レヴェナント―蘇えりし者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 410p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413774
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

L・ディカプリオ主演映画原作。瀕死の重傷を負ったまま荒野に置き去りにされた男は、奇跡的に生き延び裏切った仲間への復讐を誓う。

瀕死の重傷を負ったまま荒野に置き去りにされた男は、奇跡的に生き延び裏切った仲間への復讐を誓う。実話を基にした壮絶なドラマ

内容説明

1820年代アメリカ。罠猟遠征隊に参加したヒュー・グラスは、森で熊に襲われ瀕死の重傷を負う。彼の世話をするために残ったはずの2人の仲間は、一切の持ち物を奪ったうえグラスを荒野に置き去りにする。何とか命を取り留めたグラスは復讐を誓い、怒りをエネルギーに変えて過酷な自然や先住民の襲撃と戦いながら裏切り者たちを追い始める…。実話を基にしたサバイバル・ドラマ。L・ディカプリオ主演の同名映画原案。

著者等紹介

パンク,マイケル[パンク,マイケル] [Punke,Michael]
ジョージ・ワシントン大学、コーネル大学ロースクールなどで学ぶ。ワシントンD.C.の法律事務所パートナー、米通商代表部の政策アドバイザーなどを務めた後、世界貿易機関(WTO)の米常任代表となる。また、“モンタナ・クオータリー”誌の歴史担当記者、モンタナ大学非常勤教授を務めたこともある。2002年に発表した『レヴェナント―蘇えりし者』は、ニューヨーク・タイムズのNo.1ベストセラーとなった

漆原敦子[ウルシバラアツコ]
慶應義塾大学文学部社会学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

38
瀕死の自分を見捨て逃げた二人への復讐心からとてつもない生命力で甦り、二人を地の果てまでも追いかけたグラス。しかし、一人はまだ少年。その彼を見つけ出し半殺しに。最後の一人とは荒野で対決かと思いきや法廷で?グラスさん、あんたを置き去りにした隊長の判断は正しかったと思うよ。毛皮の納期、迫る敵、迫る冬、他の隊員を危険にさらせない。小熊が見えたら母熊が近くにいる、熊に襲われたのは自分の不注意だよ。全てのことが納得のいくように運ぶとは限らない。ラストの教訓だけは心にしみたのではないかな。過酷なサバイバルに疲れました。2016/04/25

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

32
映画ではわからなかったいろいろな側面が明らかに。主人公のグラスの仕事だったビーバーの毛皮ラッシュ。柔らかいビーバーの毛皮で一攫千金を狙って未開の中西部に分け入る男たち。こんなに捕獲されてよくビーバーが全滅しなかったものだ。そして過去に一年間先住民族達と暮らしたグラスの賢さ。自分以外頼るものが無い大自然の中でどういう風に生き延びたか。登場人物達のその後も面白い。2020/02/22

活字スキー

24
小説を半分読み、映画を観てから残りを読了。映画は「復讐もの」としてレオ様の熱演は素晴らしかったものの、物語としてはつまらない切り貼り方をしたものだと思う。原作の方も、著者の物書きとしてのスキルは特に秀でたものとは思えず、キャラクターの配置も物語の起伏もなんだかダラダラした印象だが、入念な下調べに基づくドキュメンタリ風の筆致からは、建国以来の生々しいアメリカンスピリッツを感じた。2016/04/25

icchiy

19
レヴェナント、映画を先に観ました。ディカプリオさまがオスカーを受賞したやつです。そしてこの原作。かなり違ってます。映画の方が単純明快です。ただし本書も主人公グラスの壮絶なサバイバルロードムービー的復讐譚小説になっており、ページをめくる手が止まりません。しかし、ネイティブアメリカンのさまざまな部族の怖いこと、問答無用でトマホーク、槍、弾丸が飛んできます。一方で優しき部族もいます。ほぼ徒歩で何百マイルも突き進む過程の物語、これだけでも読む価値あり。2021/04/22

run

17
映画見てないけど、実話に基づいてるというのが気になり読んでみた。グロい描写を想像逞しくじっくり読んでたら、朝の電車内で貧血起こしそうになってしまった…。でもすごく面白かった。映画見に行けば良かった。2016/06/15

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