ハヤカワ文庫<br> 血盟の箱―続・古書店主

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ハヤカワ文庫
血盟の箱―続・古書店主

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  • サイズ 文庫判/ページ数 495p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413620
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

大好評『古書店主』に続く第2弾。上院議員をめぐる怪事件は殺人へと繋がる。パリの街を縦横無尽に駆け抜けるサスペンス

内容説明

1795年パリ。一人の老人が手紙をしたためていた。「多くのものがこれにかかっているのです」血で署名されたその手紙はひとつのチェストとともに、いずこへかと送り出された…二百年後、外交会談のために訪れたアメリカ上院議員が怪事件に遭遇。大使の命で議員に同行していた外交保安部長のヒューゴーはパリ警視庁の友人の手を借りて捜査を始めるが、事態は意外な方向に発展した!好評の『古書店主』に続いて放つ第2弾。

著者等紹介

プライヤー,マーク[プライヤー,マーク] [Pryor,Mark]
イギリスのハートフォードシャー州で育ち、新聞記者として犯罪や国際問題の報道に携わった。1994年、アメリカに移住し、ノースカロライナ大学でジャーナリズムを学んだあとデューク大学のロースクールに進み、優秀な成績で卒業。その後はテキサス州トラヴィス郡で地方検事補として活躍する。そのかたわら執筆活動も行ない、2012年に『古書店主』で作家デビューした。現在はテキサス州オースティン在住

澁谷正子[シブヤマサコ]
1957年生、早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Eee

28
フランスを舞台にしたミステリー作品 ああ、と思いながら読み進めました 前作と同じく文学的な探偵ものです そうきたかと思いながら楽しく読めました2017/10/29

わたなべよしお

13
 終盤、ややストンと落ちない感じがありましたが、それでも結構、楽しみました。元々、それほど深みのあるシリーズでもないので、肩の力を抜いて楽しむには良い本だと思います。それにしてもシリーズ第2作を飛ばしたのはなぜ?ハヤカワさんの判断、理解できませんが・・・2015/10/16

Masa

7
読了。1作目ほどではなかったけれど、そこそこに楽しめた1冊でした。ただこれ、解説読む限りではシリーズ3作目なのか? 諸事情察するけれど、やはりちゃんとシリーズ順に読みたかったなぁ。だって、1作目気に入って本作を手に取った人にとって、ある人物の結末はあまりにも衝撃だから。地下鉄で震えましたよ、本当に。話の内容は荒削り。ますますキャラクタに依存してしまったような気がします。でも続編刊行されるのであれば間違いなく読むと思います。ジャッジは次作で!2017/02/10

Jurisa_kt

3
解説を読んだら前作との間にもう一冊あるとのことで、それを読んでからであればラウルやトムとの関係ももう少し違った印象で読めたのかなと思います。スケール、民族の考え方など日本とは違う観点で描かれている点はやはり面白いところだと思いました。2017/03/14

J・P・フリーマン

1
続・古書店主――もう古書店主関係ないけど。アメリカからやってきた上院議員のお守りを任されたヒューゴーが不思議な事件に遭遇。謎解き要素は前作より格段に増えています。衝撃の展開がありましたが、最後の子孫の話はいまいちピンとこなかったなあ。アメリカでは祖先がだれだったのかっていうのはスキャンダルになるのかな?2016/08/21

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