ハヤカワ文庫
人類暗号〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413477
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

全世界を滅亡の淵に追いやる災厄を前に、人類は無力なのか? パニックへ陥る世界を救う鍵とは? 一気読み間違いなしのスーパー・エンタテインメント!

内容説明

古代文字を研究する女子学生ジャニーンとともに暗号解読に取り組むウィリアム。だが人類を救うはずの“組織”の動きは謎めいており、二人は彼らを信じきれない。本当の狙いは何なのか?やがて恐るべき災厄が世界各地で起こり人類存亡の危機が間近に迫る。そして明らかになる驚くべき真相とは?壮大なスケールとスピーディな展開で、人類最大の危機と、それを阻止しようとする人々を描く、超大型エンタテインメント!

著者等紹介

オルソン,フレドリック・T.[オルソン,フレドリックT.] [Olsson,Fredrik T.]
1969年スウェーデンのイェーテボリ生まれ。1995年から、映画やテレビの脚本家となり、コメディからミステリまで、さまざまなジャンルの脚本を書く。スウェーデンのテレビ各局で番組製作にも関わるいっぽう、コメディアンとしても活動。『人類暗号』は長篇小説デビュー作である。ストックホルム在住

熊谷千寿[クマガイチトシ]
1968年生、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒、英米文学翻訳家。訳書『ファイナル・ターゲット』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JACK

40
○ 誘拐され、軟禁状態で暗号の解析をさせられているウィリアムとジャニーン。太古から隠されてきたその暗号には人類の歴史が綴られており、未来についても巨大な災厄が人類を襲うと記されていた。二人を拉致した組織はその災厄に備えて暗号への「返事」を作れと言う。一体誰に対する返事なのか。どうすれば人類滅亡の危機を回避できるのか。スケールの大きなサスペンスで、上巻は面白かった。しかし、下巻で失速。素晴らしいアイディアの大風呂敷を広げたものの、全然畳まずに放り出した様なオチが残念。2017/01/27

siva

21
着眼は某映画や某小説でも似たようなのがあったなあ。DNAに隠された謎解きとパンデミックを防ごうと闘うストーリー。登場人物、謎、結末のつけ方、どこかをぐっと掘り下げるともっといいものになっただろう。2016/01/31

わたなべよしお

17
 まぁ、期待したほどではなかったですね。何しろ、章ごとの始まりは、一体、誰の話か分からないように書く手法を故意に採用しているので、読みにくいうえに、物語のスピードが削がれる。翻訳もちょっとどうかなと思いました。B級なのですが、それでもB級としてエンタテイメントに徹してくれるなら、それでもよいとは思うのですが、妙に情感に訴えようとする面もあり、中途半端でした。2015/07/03

武夫原

10
知りたいところが、全て謎のままで終わった感じの下巻でした。上巻がおもしろかったのに残念な結末です。小説中先手を打つように、誰がDNAに暗号を仕込んだなんてどうでもいいじゃないか的なことが書かれていたんで、そこまでのアイディアが出なかったのかも。2016/11/03

もりの

8
テーマは面白い。スピード感があり映像化したら映えそう。読んでて登場人物が誰が誰か訳分からなくなってきた。2020/11/12

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