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ハヤカワ文庫
人類暗号〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413460
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

突然拉致された暗号解読官と女性考古学者。その事件の背後には、人類の存続を危うくする重大事実が……巨大なスケールと強烈なサスペンス!

内容説明

軍を退役し人生を見失ったウィリアムは自殺を図った。駆けつけた元妻の機転で辛うじて命を取りとめ入院したが、病室から突如として何者かに拉致されてしまう。ヨーロッパのどこかにある古城を改造した、名もわからぬ“組織”の研究所に監禁された彼は、そこで奇妙な暗号文書を見せられた。この暗号に人類の存亡がかかっているというのだが…やむなく暗号解読に取り組むウィリアムだが、そこには他にも秘められた謎が!

著者等紹介

オルソン,フレドリック・T.[オルソン,フレドリックT.] [Olsson,Fredrik T.]
1969年スウェーデンのイェーテボリ生まれ。1995年から、映画やテレビの脚本家となり、コメディからミステリまで、さまざまなジャンルの脚本を書く。スウェーデンのテレビ各局で番組製作にも関わるいっぽう、コメディアンとしても活動。『人類暗号』は長篇小説デビュー作である。ストックホルム在住

熊谷千寿[クマガイチトシ]
1968年生、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒、英米文学翻訳家。訳書『ファイナル・ターゲット』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

119
上巻は面白い。何やら人類の遺伝子には秘密があるらしく、暗号の専門家と古代文字の専門家が共同で何かの解読をやらされる。組織に雇われながら、その目的がなかなか明かされずそのじらし方が良い。いろいろ薀蓄も出てくるが、まあしつこすぎず。下巻もこの勢いが続くことを祈る。 2015/07/04

JACK

31
☆ 暗号解読のプロとして軍で活躍していたウィリアムは退役した事で人生を見失い、自殺を図る。一命をとりとめた彼だったが、搬送された病院から拉致され、謎の組織の研究施設に監禁されてしまう。組織の男はウィリアムに奇妙な暗号文を見せ、解読を迫る。男はこの暗号に人類の存亡がかかっているというのだ…。スピーディでスリリングなミステリー。暗号のアイディアが素晴らしい。この大風呂敷を上手くたためたら傑作と言えるだろう。下巻にも期待。オススメ。2017/01/13

わたなべよしお

16
 何となく壮大な感じがあって、エンターテイメントとして、スタートはなかなか面白い。全体評価は「下」を読んでみないとできないし、この大広敷をどんな風に収束させるのかも評価にかかわる。2015/07/01

もりの

7
下巻へ。2020/11/12

やすお

5
テンポが早くジェットコースターのように話が進んでいく。大まかには暗号関連のグループとそれ以外のくくりでストーリーが展開する。話としては上巻の途中から壮大になっていく。上巻最後にはかなり絶望的な状況になるのだが、これを下巻でどのようにまとめるのか楽しみだ。 映像化されても面白いんだろうなと思った。ダヴィンチコードをもう少しアクションよりにした感じの作品にできそうな気がする。あくまでも上巻を読み終えた時点での感想ではあるが。 2015/11/02

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