出版社内容情報
中国が台湾の島に侵攻、米中が対立する中、CIAの新部署が中国の新兵器開発を暴く!
内容説明
台湾で中国のスパイが逮捕される事件が勃発、中国は緊急会議を開く。そんな折、CIAの女性局員キーラは、9.11のような事態を防ぐために設立された局内の新たな部署レッドセルに配属される。だがその部署にはベテランが一人いるだけだった。やがて中国が台湾の金門島を占拠、米中が一触即発の状態になる中、キーラたちは中国が新兵器を開発した疑惑を抱く。実在するレッドセルの一員だった著者が放つ迫真の冒険スパイ小説。
著者等紹介
ヘンショウ,マーク[ヘンショウ,マーク] [Henshaw,Mark]
1999年ブリガム・ヤング大学を卒業し、同年CIAに入った。分析官として高く評価され、何度も表彰されている。今でもCIA分析官として働いている。現在、ヴァージニア州リーズバーグで家族とともに暮らしている
横山啓明[ヨコヤマヒロアキ]
1956年生、早稲田大学第一文学部演劇学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージ
5
突然中国が台湾の島に侵攻し占拠した。台湾本土にも侵攻する勢い。今や大国の中国が台湾に侵攻する明確な理由は書かれていない。突然主人公の情報員が北京で中国の国家安全部に襲われる。襲われる明確な理由は書かれていない。突然中国とアメリカの空中戦が繰り広げられる。本作品は詰め込みすぎだと思う。あと中国に居るアメリカのスパイを亡命させる作戦もある。内容が濃いから「はしょる」。この内容なら上下2巻でも良いと思う。軍事スリラー小説であり冒険小説でもある。好きなジャンルだがどちらかに比重を持っていった方が良かったと思う。2020/01/23
タコチュウ
3
中国に行くって色々危なそうだと思ってしまったが、米中対決の結末はこんな感じが多いね。2018/06/17
すぎはらさん的な何かをむしばむくるいじに
2
諜報戦と敵地潜入と空中戦。色んなシチュエーションがてんこもりなので冒険小説に飢えてる人はお腹いっぱいになれます。2016/06/08
ジョン
1
CIA特別分析室 レッドセル。そこを舞台にしたスパイ小説というよりは、ハラハラドキドキの冒険小説。2015/06/24
Motoki Yuhara
1
著者の体験に基づいて精緻に記述されているのがいい。カミは細部に宿る。ただ、訳に違和感があり、文章としてこなれておらず状況を想像するのが難しいときがある。2014/08/22
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