内容説明
反体制運動からスタートした学生グループ“ウェザーマン”は、過激化し、ついにはテロ行為にまで手を染めた。やがて銀行強盗事件を起こし、殺人容疑で追われる身となった三人のメンバーは、身分を偽り、潜伏した。そして26年が過ぎる。長年にわたって逃亡生活を続けてきたメンバーの一人が逮捕され、広がった波紋は、娘と暮らす平凡な弁護士の日常を崩壊させる。ロバート・レッドフォード監督・主演で映画化された話題作。
著者等紹介
ゴードン,ニール[ゴードン,ニール] [Gordon,Neil]
1958年南アフリカ生まれ。イェール大学でフランス文学の博士号を取得し、その後は“ボストン・レヴュー”誌で文芸編集者をつとめた。そのかたわらで文学の教鞭も執っている。1995年にナチのホロコーストをテーマとしたサスペンス『犠牲の羊たち』で作家デビュー
嵯峨静江[サガシズエ]
青山学院大学文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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