ハヤカワ文庫<br> マリーゴールド・ホテルで会いましょう

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ハヤカワ文庫
マリーゴールド・ホテルで会いましょう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 517p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150412760
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

インドのホテルで老後を過ごすと決めた、七人の男と女の人生模様をユーモラスに描く傑作小説! ジョン・マッデン監督、映画化!

内容説明

ロンドンで医師をしているインド系のラヴィは、いとことともに新事業を立ち上げた。物価の安い故郷のバンガロールに高齢者ホームを作り、イギリスの引退者を送り込むのだ。馬の合わない下品な義理の父親も含めて…。やがて、宣伝につられた様々な男女が、彼らの新たな家となるマリーゴールド・ホテルに集まった。インドでの刺激的な新生活を期待して―ジュディ・デンチ主演、ジョン・マッデン監督映画化の感動小説。

著者等紹介

モガー,デボラ[モガー,デボラ][Moggach,Deborah]
イギリスの作家、脚本家。1948年生まれ。映画『プライドと偏見』の脚本家として、英国BAFTアカデミー賞にノミネートされた。ロンドン北部に在住

最所篤子[サイショアツコ]
英米文学翻訳家、英リーズ大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naoko Takemoto

4
映画はリチャード・ギア様が出演している2は鑑賞。1は観ていない。そのあらすじから思うに、映画のスジと原作に(本書)は違いがありそうだ。でも、そこはどうでもいいと思わせる面白い内容だった。イギリス的ブラックジョークが笑わせるが、老人を取り巻く状況は世知辛い。で、インドはバンガロールの老人向け古ホテルに移住した年寄りたちの悲喜交々が、開けっぴろげに描かれる。また、このインドという国のカオスが、彼らの気持ちまで変えていく様に読み応えがあった。ただ、登場人物が多くて混乱した(笑)2017/02/11

たみき/FLUFFY

3
ジュディ・デンチや、ビル・ナイが出演する群像劇の原作。様々な理由からそれまで生活していたイギリスを出てインドの高齢者用長期滞在ホテルに移り住む面々。それぞれが「列の先頭に押し出される」のを心配しつつ、ホテルでの生活に馴染んでいく。映画の予告はハートウォーミングな感じが強いけど、案外ブラックかつ性ネタが多いw それぞれが自分の息子や娘、夫等との関係に悩みつつも枯れてないのが良い。後半に意外な動きがあって、驚きの連続だった。特にコックニー訛の下町ばあさん、ミュリエルとその息子、キースの関係はとても好き。2013/01/28

cuipa

2
面白い…「失敗」はなあ、あるよなあ、と思いつつ。コミカルな文章に笑いを誘われつつ読了。第二の人生を歩む世代が元気なのは読んでいて元気が出る。ただバックパッカーから言わせてもらうと、この人達ホテルから一歩出たらもう生きて行けないんだろうなあと…積極的に生きて行けなくされるだろうなあと思わずにはいられない。なぜ誰も「死ぬまでインドで暮らす」ことについての認識がないのだ。(経営方針のせいです)(わかってるけど!)2015/10/09

あ子

1
本当の失敗とは試みないこと 成功とは絶望をいかに受け入れるか それが人生だ 朝目覚めたら精一杯生きる それだけでいいのだ DVDで視聴2018/01/21

たぁ。

0
手に負えない老人たちにまいってしまい、1/3ほどで読むのを断念。表紙は、楽しそうだったのに、、、(映画も未鑑賞のままです)

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