出版社内容情報
〈デンマークでベストセラー第1位! 壮大なスケールで描く衝撃のサスペンス大作〉世界各地で人道活動家が怪死していた。共通するのは背中に残された謎の傷跡。コペンハーゲンの刑事が導き出した驚愕の真相は?
内容説明
「いつの時代にも地上には36人の義人がいて、人間を見守っている。彼らがいなければ人間は滅びる」ユダヤ教に伝わるこの36人の義人の伝説が事件と関係のあることを、ニールスとハナは知った。ハナはこの伝説をヒントにして大胆な仮説を立て、次の事件がヴェネチアかコペンハーゲンで起きると予測する。果たして、新たな惨事は防げるのか?そして事件の真相とは?壮大なスケールで描き上げる衝撃のサスペンス巨篇。
著者等紹介
岩澤雅利[イワサワマサトシ]
東京外国語大学大学院ロマンス系言語専攻修士課程修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
34
本書は善人は誰だ?と考えさせるミステリー。意外なクライマックスは面白かった。けれど、宗教観がまるで異なる日本人にはこういった世界観を本当に共有するのは難しいんだな。暇つぶしにはいいけれど、それ以上の価値を見だし辛かった。
woo
2
何だか隔靴掻痒感を持ちながらも読み切ってしまうと云うのは、やはりそれなりの筆力なのか^^ 幻想ミステリーというのもピッタリ来ないがそう呼びたくなる様な本では在った^^ ボクにとっては追っかける作家ではないなぁ^^;;2014/07/26
春風
2
北欧ミステリは傑作揃いなのかと思ったら、こんなスットコ小説もあって逆にほっとする。怪現象の解決を完全に放棄した結末には唖然。2012/07/05
nahema(ナエマ)
1
図書館の返却期限が来たので、下巻は慌てて斜め読み。斜め読みしてもいいやと思う時点で、自分のこの作品に対する評価がわかる・・・。それぞれのキャラクター設定は悪くないと思うのだけど、人物も展開も、惹きこまれるまでには至らず。他の方のレビューを見て、ダン・ブラウン思い出したのが自分だけじゃないと知り少し笑ってしまった。2012/09/30
Atsushi Kobayashi
1
こういう終わり方もありなんですね、ということさえ除けば、ダンブラウン風でも、そこそこテンポがあって面白かったです。 お勧めではないですが、乱読できる方には良いかと思います。2012/08/19
-
- 和書
- 私の日本連合国家論