内容説明
生真面目なエマと、遊び人のデクスター。大学の卒業式で出会い意気投合した二人は、友人として付き合いはじめる。裕福な家庭出身のデクスターは、卒業後も定職につかず、気楽に生きる。一方エマは、様々な夢を持ちながらも、期待外れの仕事のなかでもがいていた。正反対の二人が、喧嘩し、泣き、笑いあった二十年の歳月を、毎年の七月十五日だけでつづった切なくユーモラスなラブストーリー。
著者等紹介
ニコルズ,デイヴィッド[ニコルズ,デイヴィッド][Nicholls,David]
1966年、イギリス南部のハンプシャー州イーストレイに生まれる。ブリストル大学で英文学と演劇、アメリカン・ミュージカル&ドラマティック・アカデミーで演技を学ぶ。俳優としての活動を経て、リサーチ係兼脚本編集係として働きはじめる。映画「背信の行方」の脚本を監督マシュー・ウォーカスと共同執筆したことがきっかけで、テレビドラマや映画の脚本を手がけるようになる。2003年に初の小説Starter for Tenを発表
川副智子[カワゾエトモコ]
早稲田大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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