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ハヤカワ文庫
ウロボロスの古写本〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150411985
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

コーベンの調査の結果、イヴリンを拉致した首謀者の目的が写本にあったことが判明した。ミアとコーベンはイヴリンを救うため、写本の行方を知るファルークを探し始める。だが、彼らの前には、イヴリンの救出に協力したいという怪しげな男が…やがて明かされる、写本の驚くべき内容とは?そして過去と現代をつなぐ隠された糸が明らかに!『テンプル騎士団の古文書』の著者が再び放つ謎に満ちた冒険サスペンス巨篇。

著者等紹介

クーリー,レイモンド[クーリー,レイモンド][Khoury,Raymond]
1960年レバノン生まれ。ベイルートのアメリカ大学で建築学を学ぶ。大学卒業の数週間後、レバノン戦争が勃発したため国外脱出し、ロンドンで建築関係の仕事に就いた後、フランスのビジネス・スクールでMBA(経営学修士号)を取得した。その後、ロンドンの投資銀行で働くが三年で退職、映画産業に投資している銀行家と知り合ったことから脚本家としての道に進み、テレビや映画のプロデュースにも携わる。2005年に刊行した処女作『テンプル騎士団の古文書』は大きな話題を巻き起こし、アメリカのNBCテレビでミニシリーズ化された

澁谷正子[シブヤマサコ]
1957年生、早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

siva

19
古文書をめぐっての謎解き。賢者の石だのサン=ジェルマン伯爵だの錬金術だのでてきます。この系統の小説読みすぎかしらん。もう一捻り欲しいな。主人公が遺伝学者であるという設定が生かされてなかった。テンプル騎士団シリーズよりは楽しめた。2016/02/28

RIN

11
予想通り、下巻に入ってから「お宝」争奪戦開始!この手のお宝争奪に善悪の価値観なんて意味のないものかもしれないが、入手したい動機がそれぞれにそれなりの説得力を持つところが興味深い。中世の「錬金術」で得られると言われるものが金と不老不死というのはよく題材にされるが、現代に不老不死が実現したら社会にどのような影響があるか、という視点での議論はなかなか面白かった。前作に比べると、聊か理屈っぽい印象ではあるし、一気読みできるほどすらすら読める内容でもないが、次作も読んでみたいと思わせる一作。2012/05/27

ラス太

2
タイトルの『ウロボロスの写本』を巡っての争奪戦が時代を超えて行われる。こういった歴史を絡めた壮大なサスペンスは広げた風呂敷をどう回収するかが一番の楽しみだけど残念ながらやや不満が残る。しかしエンターテイメントとして十分面白くこの著者の別の作品も読んでみたいと思った。80点。2013/08/14

はち

1
母を極めて残虐な組織(人物)に誘拐されたミアの身になると,一体誰を信頼していいのか,という問題ですね。そこが一番ハラハラとしました。ラストがちょっと,というのがありますが面白かったです。2015/05/17

てんさん

1
今日も何処かで、エリクサー。なのかな、今でも。永遠に…2014/11/03

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