内容説明
軍事政権の弾圧を受け、虐殺の脅威にさらされているミャンマーの少数民族カレン族。彼らの村に医療援助をすべく潜入したキリスト教団体のアメリカ人たちが、軍に拉致されてしまった。政治的配慮から表立った救援は望めず、教会関係者たちは救出のため傭兵部隊を現地のジャングルへ送りこむ。歴戦のくせ者を集めたメンバーのなかに、あの男がいた!多くの戦場を生き抜いてきたジョン・ランボーが、いま最後の戦いに挑む。
著者等紹介
横山啓明[ヨコヤマヒロアキ]
1956年生、早稲田大学第一文学部演劇学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねりわさび
60
映画をノベライズした戦場小説。デビッドマレルの原作とは主人公の存在以外関連性がない。ミャンマー政権の闇を中高校生でもわかりやすく読めるように構成されています。映画では描写されなかった傭兵部隊たちの辛すぎる過去が明瞭に書かれており、そこは非常に感銘を受けました。写真素材も豊富に掲載されているのでランボーファンは必携だと思いました。面白かったです。2021/03/10
おじ
1
映画だと分からなかった傭兵達の生い立ちや考えが細かく描写されてる。2016/07/13
hikarunoir
1
マレルによる前三作同様に、ランボーによる孤独や性についての独白を期待したが、サラが代わりに饒舌な以外は映画の情景描写のみ。2015/06/19
HITO
0
劇中の生々しい戦場の描写は、文章からも伝わってきた。特に船上での賊とランボーとのやりとりの緊迫感は映画以上。読んだ後、もう一度映画を観なおした2010/08/25
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- 和書
- こんにちは香港