内容説明
名家の令嬢でありながら、魔女の呪いのせいでブタ鼻を持つペネロピ。呪いを解く方法はただ一つ、ありのままの彼女に永遠の愛を誓ってくれる、同じ身分の人と出会うこと。お見合いをくりかえすものの、相手はみな悲鳴を上げて逃げていってしまう。運命の男性を待ちつづけることに疲れたペネロピは、やがて自ら広い世界へ足を踏み出すが…すべての人に幸せをくれる、とびきりキュートでロマンティックな現代のおとぎ話。
著者等紹介
ケイ，マリリン［ケイ，マリリン］［Ｋａｙｅ，Ｍａｒｉｌｙｎ］
コネティカット州ニュー・ブリテンに生まれ、ジョージア州アトランタで育つ。シカゴ大学で博士号を取得した後、ニューヨークのセント・ジョン大学で児童文学を教えていた。自身の執筆活動は２０年以上に及び、子どもやティーンエイジャー向けに１００冊を超える著書がある。現在はパリ在住
永瀬比奈［ナガセヒナ］
上智大学外国語学部英語学科卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆう
20
お借りした本。魔女の呪いのせいでブタ鼻で生まれてきた令嬢のペネロピ。お見合いをしてみてもその鼻のせいで相手には逃げられる。おとぎ話のような、でもおとぎ話みたいに王子さまを待つだけじゃない、自分の力で前に進んでいくペネロピが私は大好きだ。そうだ、姫をハッピーエンドに導いてくれるのはなにも王子の専売特許じゃないんだぞ！ありのままの自分を好きになるってなかなか難しいけどそうでありたい。2015/05/15
おだまん
2
「ありのままの自分を受け入れること」コミカルな内容ながら人生について考えさせることがたくさんあります。過去を引きずっていちゃいかんですな。うん。2008/03/25
あおい
1
映画が大好きで何度も観ています。原作本があると知り、何軒も本屋さんを回ってようやくゲット。名家の令嬢でありながら、魔女の呪いのせいでブタ鼻を持って生まれてきたペネロピの奮闘は何度読んで（観て）も元気になれます。現代版おとぎ話はただお姫様が王子様を待っているだけではないんだぞー、と。可愛くて心がほんわかと温まる物語です。2013/07/01
mika
1
再読。おとぎ話のような展開は起きないし、自分で前に進むしかない。それは苦しいことではなくて、すごく楽しいことかもしれないって思えた。2014/11/12
ぽられ(･∀･)
1
簡単に出来る事じゃないし時間がかかるけど、自分を愛する事で、初めて人を誰かを本当に愛する事が出来る…そんな勇気や愛をペネロピが教えてくれる(^^)★2011/12/26
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