内容説明
夜が来る。ネヴィルは一人、キッチンで夕食の用意をする。冷凍肉をグリルに入れ、豆を煮る。料理を皿に盛っているとき、いつものように奴らの声が聞こえてきた。「出てこい、ネヴィル!」…突如蔓延した疫病で人類が絶滅し、地球はその様相を一変した。ただ一人生き残ったネヴィルは、自宅に篭城し、絶望的な戦いの日々を送っていた。そんなある日…戦慄の世界を描く名作ホラー、最新訳で登場。
著者等紹介
マシスン,リチャード[マシスン,リチャード][Matheson,Richard]
1926年ニュージャージー州生まれ。第二次世界大戦には少年兵として従軍。1950年に短篇「男と女から生まれたもの」で作家デビュー。1953年には長篇デビューをはたした。SF、ミステリ、ウェスタン、ホラーなど幅広いジャンルの作品を執筆し、短篇小説の名手でもある。また脚本家としても知られ、『ミステリーゾーン』などの人気番組や劇場映画でも活躍した。息子のクリスチャンも作家として成功し、親子の合作作品もある
尾之上浩司[オノウエコウジ]
英米文学翻訳家、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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