内容説明
エルサレムにある聖地、神殿の丘。イスラエル領内にありながら、イスラムの評議会が管理するこの聖地に武装集団が侵入、貴重な遺物を奪い去った。イスラム側、イスラエル側がそれぞれ送った調査員は、骨箱が奪われたことを知る。その骨箱は密かにバチカンに運び込まれ、遺伝学者シャーロットと人類学者ジョヴァンニが、骨箱に収められた遺骨を調べ始める。やがて明かされる驚愕の事実とは?複雑な謎と陰謀が交錯する注目作。
著者等紹介
バーンズ,マイクル[バーンズ,マイクル][Byrnes,Michael]
ニュージャージー州のモントクレア大学で科学を学び、同州のラトガーズ大学でMBAを取得した。保険仲立人として活躍し、2007年に『聖なる遺骨』を発表、作家デビューを果たした。現在、ニュージャージー州で妻と二人の娘とともに暮らしている
七搦理美子[ナナカラゲリミコ]
1960年生、津田塾大学国際関係学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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