内容説明
地質調査のため、大西洋の海底で掘削作業を行なっていたベンシック・マリン社。社長のバーグマンは作業の合間に、女性海洋地質学者スーザンと共に潜水艇で海底の視察に赴いた。だが海底火山の火口に入った時、潜水艇は制御不能となり急激に沈んでいった。やがて潜水艇は不思議な力を受けて上昇し、海面に浮上するが、乗組員の行く手には想像を絶する世界が待っていた!巨匠が奔放な想像力で新境地を拓く冒険サスペンス。
著者等紹介
林克己[ハヤシカツミ]
1913年生、東北大学医学部卒、医学博士、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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p.ntsk
32
地質調査の為、大西洋のアゾレス諸島の海底を掘削していたベンシック・マリン社。異常を感知し潜水艇で海底の探索に向かうも海底火山の火口で突如制御不能に。クルー達が海の底で目にした光景とは!?タイトルに惹かれて予備知識なしに読みましたが想像していた内容とは違いました。ひとつのアイディアとしては面白いかなとは思いましたがB級SF映画を観るような描写がいまひとつ説得力に欠ける感じでフィクションの中のリアリティを感じられませんでした。2015/09/11
yos
1
クックの書く医学ミステリーは凄いと思うが、クックの書くSFは、何だかなぁ・・・潜水艇の乗組員が遭遇した、驚異の海底都市の全貌とは!!一昔前のSFといった趣で、読みやすい。最後のオチは秀逸。2002/07/18
朱音
0
なんかありがちなストーリー展開で、ロビン・クックだから、と思って借りたのでちょっとがっかりした。もちろん、きちんと読ませるところは読ませるのだし、つまらないわけでもないんだけど。ロビン・クックはやはり医学ミステリの方がいいなぁ。2003/04/16
magurit
0
気分よく200頁近く読みました。なにげに解説を読んでしまい、”落語のオチ”の一言に、誘惑に負けてラスト四頁を・・・。もう元には戻れませんorz。2009/01/05
のちおちゃん
0
☆☆☆★2002/01/06
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- 和書
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