内容説明
IRAに対抗するため、王党派過激分子は大胆不敵な計画を立案した。5000万ポンドの金塊を強奪するため、腕の立つ助っ人を得て、作戦は成功したかに見えた…10年後、行方不明だった金塊が、ふとしたことから表舞台に再浮上する。英国情報組織に金塊回収を命じられた工作員ディロンは、IRA、王党派、マフィア相手に争奪戦を繰り広げる!冒険小説の王者が描くサスペンスフルな謀略戦。
著者等紹介
黒原敏行[クロハラトシユキ]
1957年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家。訳書に『闇の天使』ヒギンズ、『Mr.クイン』スミス、『ローズマリーの息子』レヴィン(以上早川書房刊)他多数
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感想・レビュー
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ふみふみ
12
ショーン・ディロン五作目。行方不明の金塊を巡って英情報機関、IRA、王党派、マフィアが争奪戦を繰り広げます。前四作と比べて、カタルシスは低め。というのは、登場人物たちのキャラ立ちがなく、物語に引き込まれるものもなかったためで、冒頭のベルファストのエピソード、金塊強奪作戦にページを割きすぎた感がありますね。2024/09/09
May
1
ヒギンズ23作目。記録のため登録。2000/04/01
かんとり
1
ディロン、ファーガスン、デヴリンと、お馴染みのメンツが登場する冒険小説。 ディロンは相変わらず無敵でカッコエエが、内容は「わざわざそんなことしなくても・・・」的な物語。 笑 2016/03/08
やえもん
0
終わり方があっさりしている。リーアムが登場するといつも嬉しい。2010/05/13