内容説明
ムーアたち特捜班は少年男娼斡旋所を監視下に置く一方、犯人割り出しに努めるが、犯人は捜査の網を潜り犯行を繰り返した。やがて特捜班は、死体の傷つけ方がインディアンの習慣を連想させることから、犯人はインディアンと接していた白人ではないかと容疑者を絞り込む…近代化以前のニューヨークを舞台に、プロファイリングの原型となる画期的な捜査方法を用いて異常殺人に挑む特捜班。話題の歴史サイコ・スリラー巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
3103
4
大好きなキャリー・ジョージ・フクナガ監督総指揮でドラマ化と聞いて、読み始めたのが今月頭。ようやく読み終わったよおおお!ストーリーも時代描写も、キャラクター造形も非常に魅力たっぷりで、ガッツリ没頭できる素晴らしい作品でしたが、いかんせん訳が好きになれなかったのが遅読の原因かも。2016/03/17
うさぎ
2
とっても楽しみにしていたのに、仕事のイライラからか思うように進まず、手強く感じてしまいました。色々と見たくないと言うか、想像したくない部分もあり…ただ、ドラマになった時にはかなり期待できそうです。日本でも放送されるといいんだけど。2016/12/21
ハコ
1
終わったー! 途中結構悲しい事件が起こってキツくて読むの躊躇ってしまったのでやっと全部読めた… 色々えぐい描写はありつつ先がずっと気になって面白く読めた本。映像化も楽しみ。2017/03/09
sine_wave
1
時代は1890年代中頃。多くの若き男娼が事件に巻き込まれて、見るも無残な死をとげていた。 指紋さえ犯罪捜査に使われ始めたばかりで科学的捜査の夜明け前だ。 ニューヨーク市警総監の極秘捜査の命を受けた5人が捜査に乗り出す。その手法は徹底した推理であった。 本格ミステリーの雰囲気を持った小説で、じっくり読むにふさわしい本だ。2013/05/12
丰
0
19990915