ハヤカワ文庫<br> 殊勲の駆逐艦

ハヤカワ文庫
殊勲の駆逐艦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 550p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150408015
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

48
若い。これまでの艦長連中の中で一番若い。デイヴィッド・ハワード27歳少佐。英駆逐艦グラディエイター艦長。悲惨な海戦を描いているというのに青春小説なみの爽やかさが漂うのは彼の人柄ゆえ。部下達からは「おやじさん」と敬慕され、入港時も陸に上がって羽目を外すでもなく、自艦の艦長室で一人寛ぐのが「息抜き」だという、かなり老け込んだような描写から始まるのだが、年相応に恋愛もして、とにかく若さが眩しい羨ましい。大西洋での護衛任務はUボートに喰われて悲惨を極め、北極海では護衛する船団が空襲で炎上爆沈という地獄絵図、2020/06/16

鐵太郎

20
今回のフネは、かの栄光あるグローウォーム号と同じGクラス駆逐艦、グラッディエイター号。エル・アラメインの戦い(1942年11月3日)を分水嶺とし、どん底の1942年と這い上がる1943年の二つの章に分けて描き出した男たち、女たちの物語。主人公は艦長デイヴィッド・ハワード少佐。彼を中心にさまざまな人間模様が描かれます。リーマン節に欠かせない、主人公にくっつく過去ある女性が登場するのはお約束(笑)。手慣れた感じではあるけど、冒険小説の王道ですね。2019/12/05

鈴木誠二

3
やっぱりダグラス・リーマンは面白い! ちなみに、この作品の後書きで当時、通産大臣だった橋本龍太郎さんがリーマンの『キール港の白い大砲』を「今年のおすすめ本5冊」で選んでいたエピソードがあった。読書家であった橋本さん流石です!2017/05/26

広中錫

2
+5 KILLING GROUND by Douglas Reeman 1991 海と船の描写がいい。しかしこの翻訳タイトルはいただけない。2015/02/17

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